ProtoArc XK01 折りたたみキーボード

このキーボードは、最大3台の異なるデバイス（PC、タブレット、スマートフォンなど）と同時にペアリングし、ボタン一つで簡単に接続先を切り替えることができます。これにより、複数のデバイスを使い分けているユーザーは、デバイスごとに再接続する手間を省け、スムーズに作業を継続できます。例えば、自宅ではPCとタブレット、外出先ではスマートフォンと、場面に応じて素早く切り替えられるため、生産性が向上します。

このキーボードには、マウスの代わりとなるタッチパッド機能は搭載されていません。そのため、別途マウスを用意するか、タッチ操作やマウス操作が必要な作業では、デバイス本体のタッチスクリーンや、別途マウスを使用する必要があります。カフェなどの限られたスペースで作業する際にマウスの置き場所に困らないというタッチパッド搭載モデルの利便性はありません。

スマートフォンやタブレットを立てかけるためのスタンド機能は、このキーボードには内蔵されていません。タブレットなどを立てて、見やすい角度で固定しながらタイピングしたい場合は、別途スタンドを用意する必要があります。スタンドがないと、タブレットを置く場所や角度の調整が煩雑になり、快適な作業環境を整えるのが難しくなる場合があります。

キーボードのキーを照らすバックライト機能は搭載されていません。そのため、照明が暗い場所や夜間での作業時には、キーの文字が見えにくくなる可能性があります。カフェなどの薄暗い環境や、家族が寝ている間の静かな時間帯に作業したいユーザーにとっては、キーが見えにくいことが入力ミスにつながるかもしれません。

このキーボードはWindows、macOS、iOS、Androidなど幅広いOSに対応していますが、OSの種類を自動的に判別して最適なキー配列やショートカットキーに自動で切り替える機能は搭載されていません。そのため、異なるOSのデバイスで使用する際に、一部の特殊キー（例：CommandキーやCtrlキー）の動作が意図したものと異なる場合があります。もし文字入力に不具合がある場合は、お使いのデバイス側の設定でキーボード配列を「日本語」などに手動で変更する必要があります。

このキーボードはBluetoothによる無線接続のみに対応しており、USBケーブルなどを用いた有線接続機能は搭載されていません。そのため、バッテリーが切れてしまった場合や、Bluetooth接続が不安定な環境では使用できません。常に安定した接続を求めるユーザーや、バッテリー切れを心配せずに使いたい場合は、有線接続可能なモデルを検討する必要があります。