FUULIFE オフィスチェア デスクチェア

本製品には、背もたれが前後に揺れる一般的なロッキング機能は搭載されていません。しかし、背もたれを90度から135度まで無段階でリクライニングさせることが可能です。このリクライニング機能は、作業中に姿勢を変えたり、休憩時に深く倒してリラックスしたりする際に非常に役立ちます。収納式フットレストと組み合わせることで、簡易的な仮眠スペースとしても活用でき、ロッキング機能とは異なる形で快適な休憩をサポートします。

このオフィスチェアのアームレストは、背もたれのリクライニング角度に連動して動く設計となっており、リクライニング時でも腕を自然な位置でサポートします。これにより、姿勢を変えても腕が宙に浮くことなく、快適性を維持できます。しかし、アームレスト自体の高さや前後、左右への独立した昇降・調整機能については製品情報に記載がありません。そのため、個々の体格やデスクの高さに合わせてアームレストの高さを細かく調整したいユーザーには、この点が制限となる可能性があります。

本製品は座面昇降機能を搭載しており、座面の高さを45cmから52cmまで約10cmの範囲で調整することが可能です。これにより、使用者の身長やデスクの高さに合わせて最適な座面高に設定でき、足裏がしっかりと床につく正しい姿勢を保ちやすくなります。適切な座面高は、太もも裏への圧迫を軽減し、血行不良を防ぐ上で非常に重要です。ガスシリンダーによるスムーズな昇降操作で、簡単に自分に合った高さに調整し、長時間の作業でも快適性を維持できます。

このオフィスチェアの主要な素材はPUレザーであり、背もたれや座面にメッシュ素材は採用されていません。ただし、商品説明ではPUレザー自体が通気性と放熱性に優れているとされており、スタッフの評価でも「通気性が良く、夏でも革が蒸れない工夫が嬉しい」とのコメントがあります。一般的なメッシュチェアのような全面的な通気性はありませんが、PUレザー特有の蒸れ感を軽減するための工夫が施されていると考えられます。夏場の使用や、特に通気性を重視する方は、この点を考慮する必要があります。

本製品は、人間工学に基づいた背もたれ設計により、腰を含む「首、肩、腰、お尻の4点」をサポートすると記載されています。独立したランバーサポートの調整機能は明記されていませんが、背もたれ全体の形状が腰椎の自然なカーブを支えるように設計されており、長時間の着座による腰への負担を軽減する効果が期待できます。特に「左右に独特な肩の翼設計」は、体を包み込むようなサポート感を提供し、正しい姿勢の維持を助けます。

このオフィスチェアには、高さと角度が調整可能な3Dヘッドレストが搭載されています。高さは4cm、角度は45度まで調整できるため、使用者の身長や好みに合わせて最適な位置に設定し、頭部や首をしっかりと支えることが可能です。これにより、首や肩への負担を軽減し、長時間の作業や休憩時における快適性を向上させます。特にリクライニング機能と組み合わせることで、よりリラックスした姿勢で首を預けることができ、疲労回復に役立ちます。