AiMY AIM-RC71 ロボット掃除機

本製品は全自動集塵ステーションを搭載しており、掃除完了後にロボット掃除機が自動でステーションに戻り、本体ダストボックスのゴミをステーション内の大容量紙パックに自動で回収します。これにより、ユーザーは最大2ヶ月間ゴミ捨ての手間から解放され、非常に快適に利用できます。特に、頻繁なゴミ捨てが面倒な方や、アレルギー体質でホコリに触れたくない方にとって、この機能は大きなメリットとなります。

水拭き機能は搭載されていますが、モップを自動で洗浄する機能については製品情報に記載がありません。そのため、水拭き掃除を行った後は、ユーザーが手動でモップを取り外して洗浄する必要があります。自動洗浄機能があれば、常に清潔なモップで床を拭くことができ、手入れの手間も省けますが、本製品ではその機能は期待できません。手動でのモップメンテナンスが許容できるかどうかが選択のポイントとなります。

製品情報には、特定のエリアへの進入を禁止する機能（バーチャルウォールやアプリでの設定）に関する記載がありません。リモコンでの重点清掃は可能ですが、掃除してほしくない場所を細かく設定できるかは不明です。これにより、ペットの食事スペースやデリケートな家具がある場所、コード類が絡まりやすい場所などへの侵入を物理的に防ぐ必要があるかもしれません。この機能がないことで、使用上の制約が生じる可能性があります。

部屋の間取りを記憶するマッピング機能については記載がありますが、複数のフロアや部屋のマップを記憶し、それぞれに合わせた掃除設定を行う機能については情報がありません。そのため、複数階建ての家や、部屋ごとに異なる掃除設定を頻繁に行いたい場合には、毎回マッピングをやり直すか、手動でロボット掃除機を移動させる手間が発生する可能性があります。単一フロアでの使用が主なユーザーに適しています。

バッテリー残量が少なくなると、ロボット掃除機は自動で充電ステーションに戻り、充電を開始します。製品概要には「充電とゴミ回収も自動で」と明記されており、自動充電機能は備わっています。充電完了後に中断した場所から掃除を再開する機能については明確な記載はありませんが、自動充電があることで、広範囲の掃除でも途中でバッテリー切れになる心配が少なく、ユーザーが手動で充電する手間が省けます。これにより、掃除の自動化がよりスムーズになります。

製品情報にはスマートフォンアプリとの連携に関する記載がありません。リモコンでの操作は可能ですが、外出先からの遠隔操作、詳細な掃除スケジュールの設定、掃除履歴の確認、リアルタイムでの掃除状況の把握といった、スマートフォンアプリならではの便利な機能は利用できない可能性があります。現代のロボット掃除機において、アプリ連携は利便性を大きく向上させる重要な機能であるため、この点が本製品の大きな制限となります。