ProtoArc XK01 TP 折りたたみキーボード

最大3台のデバイス（スマートフォン、タブレット、PCなど）と同時にBluetooth接続し、ボタン一つで素早く切り替えることができます。これにより、複数のデバイスを頻繁に使い分けるユーザーは、デバイスごとに再接続する手間を省き、作業効率を大幅に向上させることが可能です。接続の安定性もBluetooth 5.1により確保されており、スムーズな作業環境を提供します。

キーボードの右側に、9.2cm x 7.4cmの大型で高精度なタッチパッドが搭載されています。これにより、別途マウスを用意することなく、指先でのカーソル操作やジェスチャー操作が可能です。カフェなどの限られたスペースでの作業や、マウスを持ち歩きたくない場合に非常に便利です。ただし、iPadで利用する場合は「AssistiveTouch」の有効化が必要であり、一部OSやアプリではジェスチャー機能に制限がある場合があります。この機能は、携帯性を重視するユーザーにとって大きなメリットです。

製品には専用のスマホスタンドが付属しており、スマートフォンやタブレットを立てかけて画面を見やすい角度で固定できます。これにより、キーボード入力と画面表示を同時に快適に行うことができ、カフェやデスクのない場所での作業効率が向上します。スタンドは安定してデバイスを支えることができます。この機能は、タブレットやスマートフォンをメインで利用する際に特に役立ちます。

このキーボードには、キーボードのキーを照らすバックライト機能は搭載されていません。そのため、暗い場所や夜間の作業時にはキーが見えにくくなる可能性があります。明るい環境での使用や、キー配列を覚えているユーザーには問題ありませんが、暗所での作業が多い場合は、バックライト付きのキーボードを検討することをおすすめします。この機能がない点は、一部のユーザーにとってはデメリットとなり得ます。

このキーボードは、Windows、macOS、iOS、Androidといった複数のOSに対応していますが、OSを自動的に判別してキー操作を最適化する「OS自動認識機能」が明示的に搭載されているという記載はありません。各OSでの基本的な入力は可能ですが、特殊キーの配置や挙動はOSの設定に依存する場合があります。互換性については、各OSでの動作確認が推奨されます。この機能がないため、異なるOS間で頻繁に切り替える際には、手動での設定調整が必要になる可能性があります。

このキーボードは、Bluetooth接続のみに対応しており、USBケーブルなどを使用した有線接続機能は搭載されていません。そのため、バッテリー切れの場合やBluetooth接続が不安定な環境では、代替手段として有線接続を行うことができません。常にワイヤレスでの使用が前提となります。充電はUSB Type-Cで行えます。有線接続を必須とするユーザーには適していません。