SANYO Xacti CA100 Y イエロー DMX-CA100(Y)

本製品は電子式手ブレ補正機能を搭載しており、光学式手ブレ補正機能は備えていません。電子式手ブレ補正は、映像をデジタル処理することでブレを軽減しますが、光学式に比べて補正効果が限定的であり、特に動きの激しいシーンやズーム使用時にはブレが目立つ可能性があります。より強力で自然な手ブレ補正を求める場合は、光学式手ブレ補正機能を搭載したモデルを検討することをおすすめします。

本製品は顔検出追尾機能と被写体色検出追尾機能を搭載しており、動く被写体に対して自動でピントを合わせ続けることが可能です。これにより、動き回る子供やペットの撮影、あるいは複数の人物がフレーム内にいる場合でも、主要な被写体にピントが合ったクリアな映像を記録しやすくなります。特に、ピント合わせに不慣れな初心者の方でも、簡単にシャッターチャンスを逃さずに撮影できるでしょう。

本製品には、暗い場所での撮影に特化した「ナイトモード機能」に関する明確な記載がありません。一般的な「シーン」モードの中に暗所対応のモードが含まれている可能性も考えられますが、情報からは確認できません。そのため、光量が少ない室内や夜景などのシーンでは、ノイズが増えたり、映像が暗くなったりする可能性があります。暗所での撮影を頻繁に行う場合は、より高感度撮影に強いセンサーや専用のナイトモードを備えたビデオカメラの検討をおすすめします。

本製品には、屋外での撮影時に発生しやすい風切り音を低減する「風音低減機能」に関する情報が記載されていません。そのため、風の強い場所で撮影を行うと、マイクが風の音を拾ってしまい、音声が聞き取りにくくなる可能性があります。特に、屋外でのイベントや自然の音をクリアに記録したい場合には、この機能の有無が重要となります。音声品質にこだわる場合は、別途外部マイクの使用や、風音低減機能を搭載したモデルを検討することをおすすめします。

本製品には、カメラ本体に直接映像を編集できる「内蔵編集機能」は搭載されていません。付属の映像編集ソフトをパソコンにインストールすることで、撮影した映像のカットや結合、エフェクト追加などの編集作業を行うことができます。カメラ単体での手軽な編集はできませんが、パソコンでの本格的な編集作業を前提とするユーザーにとっては問題ないでしょう。

本製品にはWi-Fi転送機能が内蔵されていません。ただし、「Eye-Fi連動機能」を搭載しており、Eye-Fiカード（別売）を使用することで、撮影データをパソコンへ自動転送することが可能です。スマートフォンやタブレットへの直接転送や、SNSへのアップロードといった手軽な共有はできません。撮影後すぐにデータを共有したい場合は、別途カードリーダーなどが必要となります。