エレコム(ELECOM) ワイヤレスBlueLEDマウス M-BL26DBCBK

本体裏面にDPI変更ボタンがあり、1200/2400カウントの2段階で切り替え可能です。DPI調整機能は、マウスのカーソル速度を調整し、作業効率を向上させるために重要です。DPIが高いほど、わずかなマウスの動きでカーソルが大きく移動し、より広い範囲を素早く操作できます。一方、DPIが低いほど、カーソルの移動距離が短くなり、細かい作業や精密な操作に適しています。しかし、本製品は2段階調整であるため、より細かくDPIを調整したいユーザーには不向きです。専用ソフトウェアによるDPIのカスタマイズはできません。

本製品には、センサーの切り替え機能はありません。BlueLEDセンサーは、小さな凹凸やホコリがある場所でも比較的正確に動作しますが、ガラス面などでの使用には適さない場合があります。センサーの切り替え機能があれば、使用場所に応じて最適なセンサーを選択でき、より快適な操作が可能です。例えば、レーザーセンサーは、ガラス面や光沢のある面でも正確に動作するため、場所を選ばずに使用できます。しかし、本製品はBlueLEDセンサーのみであるため、使用場所が限られる場合があります。

エレコム マウスアシスタントを利用することで、5ボタンのうち、「戻る」「進む」ボタンの機能割り当てを変更可能です。ボタンカスタマイズ機能は、作業効率を向上させるために非常に便利です。例えば、コピー＆ペースト、アプリケーションの起動、特定のキー操作など、よく使う機能をボタンに割り当てることで、作業時間を大幅に短縮できます。しかし、本製品では、すべてのボタンを自由にカスタマイズできるわけではありません。

本製品は2.4GHz無線接続のみに対応しており、接続方式を切り替える機能はありません。2.4GHz無線接続は、Bluetooth接続と比較して安定した通信が可能で、遅延が少ないというメリットがあります。しかし、USBレシーバーを使用するため、USBポートを1つ占有してしまいます。また、Bluetooth接続のように、複数のデバイスと簡単にペアリングすることはできません。接続方式の切り替え機能があれば、使用環境に応じて最適な接続方法を選択でき、より柔軟な使い方が可能です。

本製品には自動電源機能は搭載されていません。そのため、使用しないときは手動で電源をオフにする必要があります。自動電源機能があれば、マウスを使用していないときに自動的に電源が切れるため、バッテリーの消費を抑えることができます。特に、ワイヤレスマウスの場合、バッテリーの寿命は重要な要素となるため、自動電源機能があると便利です。電源の切り忘れによるバッテリーの消耗を防ぎたい場合は、注意が必要です。

本製品にはバッテリー残量表示機能はありません。電池残量が少なくなると、カーソルの動作が不安定になるなどの症状が現れる場合があります。バッテリー残量表示機能があれば、電池交換のタイミングを事前に把握でき、突然の電池切れを防ぐことができます。しかし、本製品にはその機能がないため、定期的に電池残量を確認するか、予備の電池を用意しておく必要があります。