SONY Handycam HDR-CX680 TI

ソニー独自の「空間光学手ブレ補正」を搭載しており、レンズとセンサーが一体となってバランスを保つため、ズーム時や動きながらの撮影でも非常に強力に手ブレを抑えます。さらに「インテリジェントアクティブモード」により5軸方向での補正に対応し、ワイド撮影時には約15倍ブレない安定した映像を実現します。これにより、お子様を追いかけながらの撮影や、歩き撮りでも滑らかで安定した映像を記録でき、視聴者にとっても見やすい動画を作成できます。

「ファストインテリジェントAF」を搭載しており、ソニー独自の空間被写体検出方式により、従来のオートフォーカス速度に比べて大幅な高速化を実現しています。これにより、ズームやカメラの向きを変えた際にも素早く被写体にピントを合わせ直し、撮影チャンスを逃しません。動き回るお子様やペットの撮影においても、ピントが合ったクリアな映像を継続して記録することが可能です。完全に追尾型とは異なるものの、高速AFがその役割を補完します。

「Exmor R CMOSセンサー」を搭載しており、特に夜景や暗い場所での撮影においてその性能を発揮します。このセンサーは高感度特性に優れており、光量が少ない環境でもノイズを低減し、明るく鮮やかな映像を記録できます。薄暗い室内でのイベントや、夕暮れ時の屋外撮影など、光が不足しがちなシーンでも、思い出を鮮明に残すことが可能です。専用の「ナイトモード」という名称の機能は明記されていませんが、センサー性能により暗所撮影に対応しています。

本製品には「アドバンスドサウンドシステム」が搭載されており、音質のクオリティを向上させ、クリアな音声を記録できます。また、「マイボイスキャンセリング」機能により、撮影者の声が映像に入り込むのを抑えることが可能です。しかし、屋外での撮影時に発生しやすい風切り音を自動で低減する「風音低減機能」については、商品情報に具体的な記載がありません。そのため、風の強い場所での撮影では、風切り音が目立つ可能性があります。

「ハイライトムービーメーカー」機能を搭載しており、撮りっぱなしの映像からカメラが自動でハイライト場面を抽出し、BGM付きのショートムービーを簡単に作成できます。これにより、撮影後にパソコンで複雑な編集作業を行うことなく、思い出に残る素敵な作品を手軽に作り上げることが可能です。作成された動画はMP4ファイルで保存できるため、SNSでの共有もスムーズに行えます。

本製品は、内蔵USBケーブルを介してパソコンに接続し、データ転送や充電を行うことができます。また、付属のHDMIマイクロ端子ケーブルを使用してテレビに直接接続し、撮影した映像を大画面で楽しむことも可能です。しかし、Wi-Fiによるワイヤレス転送機能については、商品情報に記載がありません。そのため、スマートフォンやタブレットへの直接転送や、ワイヤレスでのSNSアップロードを頻繁に行いたいユーザーにとっては、やや不便を感じる可能性があります。