BRITA フィル&サーブ ホワイトグラファイト

この製品にはフィルター交換時期を自動で知らせるデジタルインジケーターなどの機能は搭載されていません。フィルターの交換時期（推奨は約4週間または総ろ過水量約150L）は、自分で使用開始日を記録しておくなどして管理する必要があります。フィルターの交換忘れを防ぎ、常に浄水能力を保つためには、定期的な確認が必要です。最上位モデルに搭載されている便利な機能がないため、手動での管理が求められます。

ろ過した水の累計量を計測・表示する機能は搭載されていません。フィルターカートリッジの総ろ過水量目安（約150リットル）に対して、現在どれくらい使用したかを知ることはできません。フィルターの寿命管理は、使用開始からの期間を目安に行うことになります。これにより、フィルターの正確な消耗度合いを把握することは難しくなります。

ろ過タンクに水が残っている状態でも、注ぎ口からすでにろ過された浄水を注ぐことが可能です。これにより、ろ過が完了するのを待たずに必要な時に水を使用できます。ただし、一度にろ過できる量が少ないため、連続して大量の浄水が必要な場合は、都度給水・ろ過の待ち時間が発生します。急な少量使用には便利ですが、大量消費には向きません。

フィルターの状態やろ過水量などをデジタル画面で表示する機能は搭載されていません。本体に表示部はなく、シンプルな構造になっています。フィルター交換時期なども視覚的に確認できないため、機能の状態や使用状況を把握するには、他の方法で管理する必要があります。最上位モデルにあるような、視覚的に分かりやすい情報提供機能はありません。

ポット本体や蓋、注ぎ口に自動でロックがかかる機能は搭載されていません。注ぎ口が比較的広いため、本体を大きく傾けたり、誤って倒したりすると水がこぼれやすい構造になっています。冷蔵庫からの出し入れや持ち運びの際は、しっかりと本体を支えるなど、水漏れに注意して取り扱う必要があります。安全のため、特に小さなお子様がいる家庭では注意が必要です。

本体は直径約9.8cm、奥行き約9.8cm、高さ約29cmと、比較的スリムなカラフェ型デザインです。多くの一般的な冷蔵庫のドアポケットに収納できるよう考慮されていますが、冷蔵庫の機種によっては幅が合わない場合もあります。縦型で場所を取りにくく、冷蔵庫内のスペースを有効活用できるのは利点です。コンパクトなキッチンにも置きやすいサイズ感です。