NEBULA Anker Nebula Capsule

本製品は自動台形補正機能を搭載しており、プロジェクターを斜めに設置した場合でも、自動で映像の歪みを補正し、長方形の映像を投影できます。これにより、設置場所の自由度が高まり、手動での調整の手間が省けます。特に、天井や壁など様々な場所に手軽に投影したいモバイルプロジェクターにおいて、この機能は非常に便利です。±40度までの補正に対応しているため、多少の角度のずれであれば問題なく対応可能です。

本製品は自動フォーカス機能を搭載しておらず、ピント調整は手動で行う必要があります。プロジェクターの設置場所を変更したり、投影距離が変わったりするたびに、手動でフォーカスリングを操作してピントを合わせる手間が発生します。頻繁に持ち運んで使用する場合や、設置場所を固定しない使い方をする際には、この手動調整がやや煩わしく感じる可能性があります。より手軽に利用したい場合は、自動フォーカス機能付きのモデルを検討することをおすすめします。

本製品は短焦点投影機能を搭載していません。100インチの画面を投影するには約3.08mの距離が必要となり、一般的なプロジェクターと同様の投影距離が求められます。そのため、非常に狭い部屋や、プロジェクターと壁の距離が十分に取れない環境では、期待する大画面サイズを得ることが難しい場合があります。限られたスペースで大画面を楽しみたい場合は、より短い距離で大画面を投影できる短焦点プロジェクターの検討が必要です。

本製品は5Wのスピーカーを内蔵しており、別途外部スピーカーを用意することなく、映像と音声を同時に楽しむことができます。360°スピーカーと記載されており、コンパクトながらも音の広がりを意識した設計です。これにより、手軽にどこでも映画や音楽コンテンツを視聴することが可能です。ただし、音質にこだわりたい場合や、より迫力のあるサウンドを求める場合は、Bluetooth接続で外部スピーカーを利用することもできます。

本製品はWi-Fi接続に対応しており、スマートフォンやタブレットからの画面ミラーリングが可能です。これにより、ケーブルを接続する手間なく、手軽にデバイスの画面を大画面に投影できます。ただし、HuluやNetflixなどの著作権保護されたコンテンツはミラーリングできないため、これらのコンテンツを視聴する際は、プロジェクター本体にアプリを直接ダウンロードして利用する必要があります。Chromecastには非対応です。

本製品はBluetooth 4.0に対応しており、Bluetooth対応のスピーカーやイヤホンとワイヤレスで接続し、音声を出力することが可能です。これにより、プロジェクター内蔵スピーカーの音質に満足できない場合や、周囲に音を漏らしたくない場合に、お好みのオーディオ機器でより良いサウンド体験を得られます。ただし、Bluetoothは音声出力専用であり、スマートフォンなどのデバイスからプロジェクターへの映像ストリーミングには利用できません。