エレコム(ELECOM) ワイヤレスマウス M-FPG3DBSBK

このマウスにはDPI調整機能が搭載されていません。そのため、カーソルの移動速度を細かく調整することはできません。もしDPI調整が必要な場合は、OS側の設定で調整する必要があります。ただし、OS側の設定ではDPIを段階的にしか調整できないため、マウス本体でDPI調整ができる製品と比べると、調整の自由度は低いと言えます。DPI調整機能は、特にゲームやデザイン作業など、細かいカーソル操作が必要な場合に便利ですが、通常の使用であればDPI調整機能がなくても問題ない場合が多いです。しかし、複数のモニターを使用する場合や、高解像度のモニターを使用する場合は、DPI調整機能があるとより快適に作業できます。

このマウスにはセンサー切替機能が搭載されていません。センサー切替機能があれば、マウスを使用する場所に合わせてセンサーの感度を調整できますが、このマウスでは特定のセンサー方式のみを使用することになります。光学式センサーは、一般的に様々な場所で使用できますが、ガラス面や光沢のある面など、一部の場所では正常に動作しない場合があります。もし、マウスを使用する場所が頻繁に変わる場合は、センサー切替機能が搭載されているマウスを選ぶことをお勧めします。

エレコムのマウスアシスタントを利用することで、ボタンのカスタマイズが可能です。これにより、コピーやペースト、ブラウザの戻る・進むといった操作を割り当て、作業効率を向上させることができます。ただし、カスタマイズできるボタンの数には限りがあるため、全てのアクションを自由に設定できるわけではありません。また、この機能を利用するには、エレコムのウェブサイトから専用のソフトウェアをダウンロードする必要があります。

このマウスは2.4GHz無線接続のみに対応しており、Bluetooth接続への切り替えはできません。2.4GHz無線接続は、USBレシーバーをパソコンに接続して使用するため、USBポートを一つ占有します。一方、Bluetooth接続は、USBレシーバーが不要で、パソコンやタブレット、スマートフォンなど複数のデバイスと簡単にペアリングできます。複数のデバイスで使用する場合や、USBポートが少ない場合は、Bluetooth接続が可能なマウスを選ぶことをお勧めします。

このマウスには自動電源機能は搭載されていません。そのため、マウスを使用しないときは、手動で電源をオフにする必要があります。電源を切り忘れると、バッテリーが消耗してしまうため、注意が必要です。こまめに電源をON/OFFできるエコボタンが本体上面に装備されています。

このマウスは電池残量が少なくなると電池残量表示ランプが点滅し、電池の交換時期をお知らせします。バッテリー残量表示機能がない場合、突然バッテリーが切れて作業が中断される可能性がありますが、この機能があれば、事前に電池交換の準備ができるため、安心して使用できます。ただし、電池残量表示ランプがない場合でも、マウスの動作が不安定になったり、カーソルの動きが鈍くなったりすることで、バッテリーの残量が少なくなっていることに気づくことができます。