日立(HITACHI) 電子レンジ オーブンレンジ 18L MRO-TT5 W ホワイト

食品の重さを自動で計量し、最適な加熱時間と出力を調整してくれる便利な機能です。これにより、飲み物や冷凍ごはん、コンビニ弁当などをボタン一つでちょうど良い温度に温めることができます。毎回時間を細かく設定する必要がないので、電子レンジを使うのが初めての方でも迷わず簡単に操作できます。温めすぎや加熱不足の失敗も減らせるため、日常的に使うあたために役立ちます。スタッフ評価でも、この機能を使った温めやすさが評価されています。ただし、食品の種類や状態によっては調整が必要な場合もあります。

冷凍した肉や魚などを、加熱しすぎずに解凍する機能です。重量センサーと温度センサーを使って、食品の温度を見ながら解凍を行うため、解凍ムラを抑え、食品の中心から均一に解凍しようとします。これにより、解凍後に調理しやすくなります。商品情報にも「解凍」がオートで簡単と記載されています。ただし、スタッフ評価には「肉の解凍は強にしても3分の2くらいしか解凍できないので繰り返すなど、クセがある」との声もあり、食品の種類や厚みによっては何度か操作が必要になる場合があるようです。完全に均一な解凍を求める場合は、手動で調整したり、何度かに分けて解凍したりすると良いでしょう。

このモデルには、庫内の汚れを蒸気などで浮き上がらせて簡単に拭き取れるようにする自動お手入れ機能は搭載されていません。使用後は庫内が熱いうちに湿った布で拭くなど、こまめなお手入れが必要です。特にオーブン機能を使った後の油汚れなどは時間が経つと落としにくくなるため、注意が必要です。ターンテーブル式の庫内構造のため、フラット庫内と比べると拭き掃除の際にターンテーブルやその下の回転部周辺に汚れが溜まりやすく、やや手間がかかる可能性があります。清潔に保つためには、使用後に都度拭き取りを行うことが推奨されます。

このオーブンレンジは、オーブン機能の加熱方式がヒーター式（1段）のみで、ファンで熱風を循環させるコンベクション機能は搭載されていません。コンベクション機能があると、庫内の温度を均一に保ちやすく、焼きムラを抑えてお菓子やパンを綺麗に焼き上げることができます。このモデルのオーブン機能でもパンやお菓子は作れますが、コンベクション機能がある上位モデルに比べると、焼き色や火の通りに多少のムラが出ることが考えられます。本格的なパン作りや焼き菓子作りを頻繁に行いたい場合は、コンベクション機能付きのモデルを検討すると良いでしょう。日常的なオーブン調理には十分な機能です。