Oculus Oculus Go (32GB)

視度調整機能は、視力の異なるユーザーがメガネなしでVR体験を楽しめる便利な機能です。ダイヤルを回すだけで簡単にピントを調整でき、クリアな映像でVR世界に没入できます。特に、家族や友人とVRゴーグルを共有する場合に重宝します。ただし、調整幅には限りがあるため、視力が極端に悪い場合はメガネが必要になることもあります。

ヘッドバンド調整機能は、VRゴーグルのフィット感を高め、快適な装着感を実現するために重要な機能です。Oculus Goは、ベルクロ式のヘッドバンドで簡単に調整できます。しかし、上位機種のような細かな調整はできません。そのため、人によってはフィット感が不十分に感じる場合があります。長時間の使用を考えている場合は、別途フェイスクッションなどを購入して調整することをおすすめします。

Oculus GoはBluetooth接続に対応しており、ワイヤレスイヤホンやヘッドホンを接続してVR体験をさらに向上させることができます。内蔵スピーカーも搭載していますが、音質はそれほど高くありません。より没入感のあるサウンドを楽しみたい場合は、外部オーディオ機器の使用をおすすめします。また、Bluetoothコントローラーを接続して、VRゲームの操作性を向上させることも可能です。

Oculus Goには外部カメラ機能は搭載されていません。VR体験中に周囲の状況を確認するには、VRゴーグルを外す必要があります。そのため、小さなお子さんやペットがいる環境での使用には注意が必要です。上位機種のOculus Questには、外部カメラ機能（パススルー機能）が搭載されており、VRゴーグルを装着したまま周囲の状況を確認できます。

Oculus Goには、VRゴーグル本体に音量調整ボタンが搭載されています。VR体験中でも手軽に音量を調整できるので便利です。しかし、上位機種のような再生/停止ボタンやメニューボタンは搭載されていません。そのため、VRコンテンツの操作は、付属のコントローラーを使用する必要があります。コントローラーの操作に慣れるまでは、少し不便に感じるかもしれません。

Oculus Goには冷却ファン機能は搭載されていません。長時間の使用では、VRゴーグル内部に熱がこもり、不快に感じる場合があります。特に夏場の使用には注意が必要です。上位機種のOculus Questには、冷却ファンが搭載されており、長時間の使用でも快適なVR体験を維持できます。Oculus Goを使用する際は、休憩を挟みながら使用することをおすすめします。