Nikon COOLSHOT 20GII LCS20G2

ピンシーク機能は、複数の目標物が存在する状況でも、最も近いピンフラッグを認識して距離を測定します。特に、林の中にピンがある場合や、背景に他の目標物がある場合に有効です。COOLSHOT 20GIIは近距離優先アルゴリズムを搭載しており、ピンフラッグを的確に捉えられます。この機能により、誤測定を防ぎ、正確な情報に基づいたクラブ選択をサポートします。

高低差計測機能は、打ち上げや打ち下ろしの傾斜を考慮して、実際に打つべき距離を計算する機能です。COOLSHOT 20GIIには高低差計測機能は搭載されていません。そのため、傾斜のあるコースでは、ゴルファー自身が傾斜を考慮して距離を判断する必要があります。高低差計測機能が必要な場合は、上位モデルの検討をおすすめします。

手ブレ補正機能は、測定時の手ブレを軽減し、安定した照準をサポートする機能です。特に、遠距離の目標物を測定する際に有効です。COOLSHOT 20GIIには手ブレ補正機能は搭載されていません。そのため、測定時にはできるだけ体を安定させ、手ブレを抑えるように心がける必要があります。手ブレが気になる場合は、上位モデルの検討をおすすめします。

外部環境対応機能として、COOLSHOT 20GIIはIPX4の生活防水性能を備えています。これにより、雨天時でも安心して使用できます。ただし、完全防水ではないため、水没には注意が必要です。雨天時のプレーや、水しぶきがかかる状況でも、安心して距離測定を行えます。

競技モード切替機能は、高低差計測機能など、競技で使用できない機能をオフにする機能です。COOLSHOT 20GIIには高低差計測機能が搭載されていないため、競技モード切替機能もありません。競技で使用する際には、特に設定を変更する必要はありません。

目標物捕捉通知機能は、目標物を捉えた際に、音やバイブレーションで知らせる機能です。COOLSHOT 20GIIには目標物捕捉通知機能は搭載されていません。測定完了は表示で確認する必要があります。上位モデルでは、ピンを捉えた際に振動で知らせる機能が搭載されているものもあります。