CoxiVision ゴルフ 距離計 レーザー距離計 CoxiVision 1000

ピンモードは、複数の目標物が重なって見える状況でも、最も近いピンフラッグを優先して認識し、距離を測定する機能です。特に、林の中や他のプレーヤーが近くにいる場合でも、正確にピンまでの距離を把握できます。この機能により、手ブレの影響を受けにくく、より正確なクラブ選択が可能になります。競技志向のゴルファーだけでなく、初心者ゴルファーにとっても非常に役立つ機能です。ピンを捉えたことを知らせる振動機能と合わせて使うことで、より確実にピンまでの距離を把握できます。

スロープモード（高低差計測機能）は、打ち上げや打ち下ろしの傾斜があるコースで、実際に打つべき距離を計算し、表示する機能です。高低差を考慮することで、より正確なクラブ選択が可能になり、コース戦略を有利に進めることができます。特に、高低差のあるコースをよくプレーするゴルファーにとっては、必須の機能と言えるでしょう。ただし、公式競技で使用する場合は、競技モードに切り替える必要があります。高低差計測機能は、スコアアップに大きく貢献する機能です。

手ブレ補正機能は搭載されていません。手ブレを軽減するためには、できるだけ脇を締めて本体を安定させることが重要です。また、測定時には目標物をしっかりと捉え、慎重に操作する必要があります。手ブレ補正機能がない分、価格が抑えられているため、コストパフォーマンスを重視するゴルファーにはおすすめです。練習や経験を積むことで、手ブレによる誤差を最小限に抑えることができます。

IP54の防水防塵性能を備えており、雨天時や砂埃の多い環境でも安心して使用できます。IP54とは、粉塵が内部に侵入するのをある程度防ぎ、あらゆる方向からの水の飛沫を受けても有害な影響がないことを意味します。ただし、完全防水ではないため、水没には注意が必要です。雨天時のプレーや、海沿いのコースなど、様々な環境で使用するゴルファーにとって、安心して使用できる機能です。使用後は、乾いた布で水滴や汚れを拭き取ることをおすすめします。

競技モード切替機能は搭載されていません。公式競技で使用する際には、高低差測定機能を使用しないなどの対応が必要です。普段の練習では高低差測定機能を活用し、競技では直線距離のみを測定するなど、状況に応じて使い分けることが重要です。競技に出場する頻度が少ないゴルファーや、高低差測定機能を使わずに競技に臨むゴルファーにとっては、特に問題ないでしょう。

目標物捕捉通知機能（バイブレーション機能）は、ピンを捉えた際に本体が振動し、測定完了を知らせる機能です。視覚的に確認するだけでなく、振動によっても測定完了を知ることができるため、より確実に距離を把握できます。特に、ピンシーク機能と併用することで、ピンを正確に捉えたことを確認できます。初心者ゴルファーにとっては、測定に慣れるまでの間、非常に役立つ機能と言えるでしょう。振動の強さは調整できません。