Anker Nebula Capsule II (D2421)

台形補正機能は垂直方向のみ対応しています。左右の台形補正には対応していないため、設置場所が限られる場合があります。上位機種のような自動台形補正機能はありませんが、手動で調整可能です。しかし、細かな調整は難しく、完璧な長方形の映像を得るには、設置場所に工夫が必要です。左右の調整ができないため、設置場所によっては画面の歪みが気になる場合があります。

短焦点レンズ機能は搭載されていません。そのため、ある程度投影距離が必要になります。狭い部屋で使用する場合は、壁からある程度の距離を確保する必要があります。短焦点レンズ搭載機種のように、壁際に置いて大画面を楽しむことはできません。部屋の広さによっては、十分な大きさを投影できない場合があります。

オートフォーカス機能は搭載されています。プロジェクターを起動するたびに、自動でピントを合わせてくれるので、手動で調整する手間が省けます。常にクリアな映像を楽しむことができます。ただし、オートフォーカスの精度は上位機種に比べるとやや劣るため、必要に応じて手動で微調整が必要です。

Bluetooth接続機能により、ワイヤレスで外部スピーカーやヘッドホンと接続できます。内蔵スピーカーの出力は8Wと控えめなので、より迫力のあるサウンドを楽しみたい場合は、外部スピーカーの使用をおすすめします。夜間など音量を抑えたい時にも、ヘッドホンで手軽に高音質を楽しめます。

Android TV機能を搭載しており、YouTube、Amazon Prime Video、Netflixなどの動画配信サービスをプロジェクター単体で楽しむことができます。スマートフォンやパソコンを接続しなくても、Wi-Fi環境があればすぐに豊富なコンテンツを大画面で楽しめます。ただし、Netflixの操作にはNebula Managerアプリが必要で、操作性がやや煩雑です。

HDRに対応していません。そのため、映像の明暗差を鮮明に表現することができません。HDR対応の映像コンテンツを再生しても、本来の映像美を楽しむことは難しいでしょう。よりリアルで奥行きのある映像を求める場合は、HDR対応のプロジェクターを選ぶことをおすすめします。