SONY(ソニー) ソニー ワイヤレスヘッドホン WH-CH510 B

WH-CH510にはノイズキャンセリング機能は搭載されていません。そのため、騒がしい環境下では音楽が聴き取りにくい場合があります。ノイズキャンセリング機能が必要な場合は、上位機種のWH-1000XM5などを検討する必要があります。しかし、ノイズキャンセリング機能がない分、価格が抑えられているというメリットもあります。静かな環境での使用や、ノイズキャンセリング機能を必要としないユーザーにはおすすめです。イヤーカップが耳を覆う構造のため、ある程度の遮音性は期待できます。環境音を完全に遮断したい場合は、耳栓などと併用すると良いでしょう。

WH-CH510にはタッチ操作機能は搭載されていません。物理ボタンでの操作となります。タッチ操作に慣れている方は、操作感が異なるため注意が必要です。物理ボタンは、誤操作が少ないというメリットがあります。特に、手袋を着用している場合や、濡れた手での操作には物理ボタンが適しています。ボタンの位置を覚えてしまえば、ブラインドタッチも可能です。音量調整、曲の再生/停止、通話の応答/終了などの操作が可能です。

WH-CH510には装着検出機能は搭載されていません。ヘッドホンを外しても音楽は自動で停止しません。手動で停止する必要があります。バッテリーの消費を抑えるために、使用しないときは電源を切るようにしましょう。装着検出機能は、ヘッドホンを外した際に自動で音楽を停止してくれる便利な機能ですが、WH-CH510では利用できません。音楽を聴きながら作業をする際など、一時的にヘッドホンを外すことが多い場合は、少し不便に感じるかもしれません。

WH-CH510には外音取り込み機能は搭載されていません。ヘッドホンを装着したまま周囲の音を聞くことはできません。そのため、音楽を聴きながら周囲の状況を把握する必要がある場合には、注意が必要です。例えば、駅のホームや道路を歩く際には、ヘッドホンを外すなどして安全に配慮する必要があります。外音取り込み機能は、周囲の音を聞きながら音楽を楽しめる便利な機能ですが、WH-CH510では利用できません。

WH-CH510はマルチポイント接続に対応していません。複数のデバイスに同時に接続することはできません。使用するデバイスを切り替える際には、Bluetoothの接続設定を変更する必要があります。例えば、スマートフォンで音楽を聴いた後、PCでWeb会議に参加する際には、スマートフォンのBluetooth接続を解除し、PCと接続する必要があります。マルチポイント接続は、複数のデバイスを頻繁に切り替えて使用するユーザーにとっては便利な機能ですが、WH-CH510では利用できません。

WH-CH510はハウジング部をフラットにしまえるスイーベル機構を採用しており、コンパクトに持ち運び可能です。折りたたみ機能はありませんが、スイーベル機構により、薄く収納できるため、カバンの中などでも場所を取りません。持ち運びが多い方にとっては、便利な機能と言えるでしょう。ただし、上位機種のようなコンパクトに折りたたむことはできないため、収納スペースには注意が必要です。

WH-CH510には防水機能は搭載されていません。雨や汗に濡れると故障の原因となる可能性がありますので、注意が必要です。スポーツ時の使用や、雨天時の使用は避けるようにしましょう。もし濡れてしまった場合は、すぐに拭き取るようにしてください。防水機能が必要な場合は、防水対応のヘッドホンを検討する必要があります。上位機種の中には、防水性能を備えたモデルも存在します。用途に合わせて適切なモデルを選びましょう。

WH-CH510にはマイクが内蔵されており、ハンズフリー通話が可能です。スマートフォンを取り出すことなく、通話に応答できます。リモートワークやオンライン授業などにも活用できます。マイクの性能は、上位機種に比べて劣る場合がありますが、通常の通話には十分な品質です。騒がしい場所では、相手に声が聞こえにくい場合があります。静かな場所での使用をおすすめします。