ROCCAT(ロキャット) ROCCAT Kain 202 ワイヤレス Titanクリック RGB ゲーミングマウス ROC-11-615-WE

本製品は8個のボタンを搭載しており、付属の専用ソフトウェア「ROCCAT Swarm」を使ってこれらのボタンに様々な機能を割り当てることができます。ゲーム中の特定の操作や、よく使うキーボードショートカット、さらには複数の操作を一つにまとめたマクロなどを設定可能です。これにより、複雑なコマンドもマウスのボタン一つで素早く実行できるようになり、ゲームプレイや日常作業の効率を上げることができます。ただし、多ボタンマウスに比べるとボタン数は少なめですが、基本的なカスタマイズ性は備わっています。

本製品には、マウス本体の重さを変更するためのウェイト（重り）や調整機構は搭載されていません。ワイヤレスモデルの本体重量は約105gで固定されており、ユーザーの好みやプレイスタイルに合わせて重さを微調整することはできません。軽量なマウスを好む方や、特定の重量バランスで操作したい方にとっては、この点が制限となる可能性があります。固定された重さでの使用に慣れるか、自分の好みに合う重さかどうかを事前に確認する必要があります。

本製品は、ROCCAT独自のインテリジェントライティングシステムであるAIMOに対応したフルカラーRGB LEDを搭載しています。これにより、マウスの一部を約1680万色の豊富なカラーで光らせることができます。専用ソフトウェア「ROCCAT Swarm」を使用すれば、様々なライティングパターンやエフェクトを選択・カスタマイズすることが可能です。他のAIMO対応デバイスと連携させることで、統一感のある華やかなライティング環境を構築できます。見た目のカスタマイズを楽しみたいユーザーに適した機能です。

本製品は512KBのオンボードメモリを内蔵しており、複数の設定プロファイルをマウス本体に保存することが可能です。専用ソフトウェア「ROCCAT Swarm」で作成したボタン割り当て、DPI設定、ライティング設定などをマウス自体に記憶させられるため、ソフトウェアがインストールされていない別のPCに接続した場合でも、保存した設定を読み込んで使用できます。これにより、ゲーム大会などにマウスを持ち運んで使用する際や、複数のPCで作業する場合でも、常に自分にとって最適な設定でマウスを使うことができます。

本製品は、付属のUSBレシーバーを使用した2.4GHz帯でのワイヤレス接続に対応しています。これにより、ケーブルの煩わしさから解放され、デスク上をすっきりと保ちつつ、マウスを自由に大きく動かすことが可能です。ワイヤレスながら、ゲーミングマウスとしての応答速度や安定性を目指して設計されています。ただし、使用環境によっては他の無線機器との干渉を受ける可能性があり、接続の安定性が左右される場合があります。また、有線接続での使用も可能なので、バッテリー切れの際にも対応できます。

本製品には、マウスを置くだけで充電できる専用の充電ドックは付属していません。充電は、付属のUSBケーブルを使ってマウス本体とPCなどを接続して行う必要があります。ワイヤレス充電システムであるLogitechのPOWERPLAYのような常時充電に対応した機能もありません。使用しない時はUSBケーブルを接続して充電する必要があるため、専用ドックによる手軽な充電を求めるユーザーにとっては不便に感じるかもしれません。バッテリー残量は専用ソフトウェアで確認し、計画的に充電を行う必要があります。