
BOSS KATANA-AIR-S 完全ワイヤレスギターアンプ Bluetooth
の評価
商品概要
BOSS KATANA-AIR-Sは、ケーブルから解放された自由なギター演奏体験を提供する完全ワイヤレスギターアンプです。BOSS独自のワイヤレス技術により、遅延や途切れのないクリアなサウンドを実現。電池駆動にも対応しており、ギターとアンプだけでどこでも気軽に演奏が可能です。Bluetooth接続を使えば、スマートフォンの専用アプリ「BOSS TONE STUDIO」で音色の詳細なエディットや、保存した楽曲のストリーミング再生も行えます。KATANAシリーズならではの本格的なアンプサウンドと、50種類以上のエフェクトを組み合わせることで、様々な音楽ジャンルに対応する多彩な音作りが可能です。本体に最大6つまでセッティングを保存でき、すぐに呼び出して演奏できます。ワイヤレス・トランスミッターはギターに接続し、アンプ本体のドックで充電可能。1回の充電で最大12時間使用できます。
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商品スペック
サイズ・重量
機能一覧
中型エレキギターコンボアンプの複数チャンネル搭載機能は、クリーンサウンドとオーバードライブサウンドなど、異なる音色を切り替えられることで、演奏の幅を大きく広げます。一般的に、クリーンチャンネルはクリアでピュアなギターサウンドを提供し、バンド演奏のバッキングやアルペジオに適しています。一方、オーバードライブチャンネルは、軽いクランチサウンドから激しいディストーションサウンドまで、ゲイン(歪みの深さ)を調整することで、ロックやブルース、ハードロックといったジャンルで求められるパワフルなサウンドを作り出します。さらに、モデルによっては、リバーブやコーラスといったエフェクトを内蔵している場合もあり、これらを各チャンネルに個別に適用できることもあります。この機能により、外部エフェクターを多数接続することなく、アンプ本体だけで多様なサウンドメイクが可能になり、ライブパフォーマンスやレコーディングでの利便性が格段に向上します。初心者でも直感的に操作できるモデルが多く、手軽に様々な音色を楽しめるのが魅力です。
KATANA-AIR-Sは、クリーン、クランチ、オーバードライブ、ハイゲイン、アコースティックといった5種類のアンプ・タイプを搭載しており、実質的に複数チャンネルとして機能します。各アンプ・タイプは独立した音色を持ち、ゲインやボリュームを調整することで、幅広いジャンルのサウンドに対応可能です。さらに、これらの設定を本体に6つまでメモリーできるため、演奏中に素早く音色を切り替えることができます。これは、単なるチャンネル切り替え以上の、多彩なサウンドメイクを可能にする機能です。
EQ(イコライザー)調整機能は、ギターサウンドの周波数帯域(低音、中音、高音)を個別に調整することで、音色を細かくコントロールできるアンプの基本機能です。一般的にはBASS(低音)、MIDDLE(中音)、TREBLE(高音)の3つのつまみで構成されており、それぞれのつまみを回すことで、サウンドの太さ、バイト感、抜けの良さなどを自在に変化させることができます。例えば、低音を強調すればパワフルで重厚なサウンドに、高音をカットすればマイルドで耳当たりの良いサウンドになります。MIDDLE(中音域)の調整は、ギターサウンドのキャラクターを決定づける上で非常に重要で、これを持ち上げるとアタック感が増し、ソロ演奏などで際立ったサウンドになります。さらに、高度なモデルでは、グラフィックイコライザーのように複数の周波数帯を細かく調整できるものや、プレゼンス(高音域のさらに上の伸び)を調整できるものもあります。この機能により、演奏するジャンルや会場の音響特性、さらには使用するギターやピックアップの種類に合わせて、理想のサウンドを追求することが可能になります。
BASS、MIDDLE、TREBLEの3バンドEQを搭載しており、ギターサウンドの周波数帯域を細かく調整できます。これにより、演奏するジャンルやギターの種類、部屋鳴りに合わせて、サウンドのキャラクターを自在にコントロールすることが可能です。特にMIDDLEの調整は、サウンドの抜けやアタック感を大きく左右するため、ソロ演奏などでギターを目立たせたい場合に有効です。この基本的なEQ機能により、アンプ本体だけでも十分な音作りが可能です。
リバーブエフェクト内蔵機能は、ギターサウンドに自然な残響音(エコー)を付加し、演奏に奥行きと空間的な広がりを与える機能です。ライブハウスやホールの豊かな響きをアンプ内で再現することで、単音での演奏でも豊かな響きが得られ、コードストロークに厚みが増します。リバーブの種類としては、スプリングリバーブ(バネを使った独特の残響音)、プレートリバーブ(金属板を使った滑らかな残響音)、ホールリバーブ(ホールの残響を模したもの)などがあり、モデルによって搭載される種類やその質感が異なります。リバーブの深さ(DecayやMix)を調整できるつまみが付いていることが多く、これにより残響音の長さをコントロールし、サウンドの雰囲気を自在に変化させられます。例えば、短い残響でタイトなサウンドにしたり、長い残響で幻想的なサウンドにしたりと、表現の幅が広がります。この機能は、特にクリーンサウンドとの相性が良く、クリーンサウンドにリバーブを加えるだけで、サウンドが格段に豊かになり、プロフェッショナルな響きになります。
KATANA-AIR-Sには、多彩なエフェクト群の中にリバーブが含まれており、サウンドに奥行きと空間的な広がりを与えることができます。アプリ「BOSS TONE STUDIO」を使えば、リバーブの種類や深さ、ミックスバランスなどを細かく調整可能で、クリーンサウンドに豊かな響きを加えたり、歪んだサウンドに心地よい残響を付加したりと、表現の幅を広げることができます。独立したエフェクターなしで手軽にリバーブサウンドを楽しめるのは大きな利点です。
ヘッドフォン出力端子搭載は、自宅での練習や深夜の演奏において、音量を気にせずギターの練習に没頭できる非常に便利な機能です。この端子に一般的なヘッドフォンを接続することで、アンプからの音はヘッドフォンからのみ出力され、スピーカーからは音が出なくなります。これにより、家族や近隣に迷惑をかけることなく、いつでも気軽にギターの練習ができます。多くのヘッドフォン出力端子付きアンプでは、スピーカーからの音をシミュレートしたサウンドが出力されるため、ヘッドフォンでも自然なギターサウンドを楽しむことができます。また、一部のモデルでは、ヘッドフォン出力時にスピーカーからの出力を完全にカットする機能や、ラインアウト端子としても兼用できるものもあります。さらに、オーディオプレイヤーやスマートフォンの外部入力端子(AUX INなど)と併用することで、好きな楽曲に合わせてギターの練習をすることも可能になり、練習のモチベーション維持にも繋がります。
PHONES/REC OUT端子を搭載しており、ヘッドフォンを接続することでスピーカーからの音を出さずに練習が可能です。これにより、深夜や早朝など、音量を気にする必要がある環境でも、家族や近隣に迷惑をかけることなく、本格的なギターサウンドで練習に没頭できます。また、この端子はレコーディングにも使用できるため、PCなどに接続してギターの演奏を録音することも可能です。練習と録音の両方に対応できる汎用性の高い機能です。
外部エフェクター接続用ループ(Send/Return)は、アンプのプリアンプ部とパワーアンプ部の間にエフェクターを接続するための端子群です。これにより、歪み系エフェクター(オーバードライブやディストーション)をアンプのプリアンプ部(歪む部分)の前段に接続するのではなく、アンプの歪みと組み合わせたり、空間系エフェクター(ディレイやコーラス、リバーブ)をアンプの歪んだサウンドの後段に接続することで、よりクリアで自然なエフェクトサウンドを得ることができます。例えば、アンプのオーバードライブチャンネルで歪ませたサウンドに、ディレイをSend/Returnで接続すると、歪みによって潰れることなく、ディレイの残響音が豊かに響きます。これは、多くのプロミュージシャンが採用している接続方法であり、サウンドメイクの自由度を飛躍的に向上させます。中型アンプにこの機能が搭載されていることで、本格的なサウンドメイクに挑戦したいユーザーにとって、将来的な拡張性も確保できるため、長く愛用できるアンプ選びの重要なポイントとなります。
KATANA-AIR-Sには、外部エフェクターを接続するためのSend/Returnループ端子が搭載されていません。これは、アンプの歪みサウンドの後段にディレイやリバーブなどの空間系エフェクターを接続したいユーザーにとっては、サウンドメイクの自由度が制限される大きなデメリットとなります。外部エフェクターを使用する場合は、ギター入力に直接接続するか、別途マルチエフェクターなどの導入を検討する必要があります。この機能がないため、本格的なエフェクターシステムを構築したい場合には不向きと言えます。
スピーカーサイズと出力(W数)は、アンプの音量感やサウンドキャラクターを決定づける基本的な要素です。中型コンボアンプでは、一般的に8インチから12インチ程度のスピーカーが搭載されており、スピーカーサイズが大きいほど、低音域の再生能力が高まり、より豊かで迫力のあるサウンドが得られます。また、出力(W数)はアンプの最大音量を表し、一般的に20Wから50W程度の中型アンプは、自宅練習はもちろん、小規模なライブハウスでの演奏やリハーサルスタジオでの使用にも十分な音量とパワーを発揮します。出力が高いほど、音量に余裕が生まれ、アンプのポテンシャルを最大限に引き出しやすくなります。さらに、スピーカーのコーン紙の素材やキャビネット(筐体)の構造によってもサウンドキャラクターは変化し、クリアでパワフルなサウンドから、暖かく倍音豊かなサウンドまで、多様な音色を生み出します。これらの要素の組み合わせが、アンプ固有のサウンドキャラクターを形成しています。
KATANA-AIR-Sは、30W(ACアダプター使用時)のステレオ出力と、7.5cm(3インチ)のスピーカー2基を搭載しています。この出力は自宅練習や小規模なセッションには十分ですが、スピーカーサイズが比較的小さいため、音圧や低音域の豊かさという点では、より大型スピーカーを搭載したアンプに劣ります。しかし、ワイヤレス機能と組み合わせることで、携帯性と演奏の自由度を最大限に高めており、その点を重視するユーザーにとっては最適なバランスと言えます。
SHOPSTAFFによる評価スコア
BOSS KATANA-AIR-Sは、完全ワイヤレスという革新的な機能が最大の魅力のギターアンプです。ケーブルの煩わしさから解放され、非常に自由度の高い演奏環境を提供します。BOSSならではの高品質なサウンドと豊富なエフェクトも健在で、自宅練習から小規模なセッションまで幅広く対応できます。Bluetoothによるスマホ連携も便利で、音作りや楽曲再生が手軽に行えます。ただし、ワイヤレス機能に特化しているため、エフェクトループ端子などの拡張性は限定的です。価格帯を考慮すると、ワイヤレス演奏を重視するユーザーにとっては非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。耐久性についてもBOSSブランドなので期待できますが、ワイヤレス機能の長期的な安定性は今後の評価に委ねられます。
ブランド・メーカー詳細
おすすめのポイント
- ケーブルレスで実現する圧倒的な演奏の自由度
- BOSSならではの高品質なアンプサウンドと豊富なエフェクト
- Bluetooth接続によるスマートフォンでの音色編集や楽曲再生機能
- 電池駆動対応で電源場所を選ばない携帯性
- ワイヤレス・トランスミッターの充電ドック搭載と長時間駆動
注意点
- ワイヤレス接続の安定性は、周囲の電波状況や障害物の影響を受ける可能性があります。
- 長時間の連続使用や、過度な音量での使用は、バッテリーの消耗や本体への負荷につながる可能性があります。
- ワイヤレス・トランスミッターは、ギター側のジャック形状によっては別途アダプターが必要になる場合があります。
- Bluetooth接続時の遅延は、使用環境やデバイスによって若干発生する可能性があります。
おすすめな人
- ケーブルの煩わしさから解放されて自由にギターを演奏したい方
- 自宅での練習や、友人とのセッションで手軽に本格的なサウンドを楽しみたい方
- ワイヤレス技術やBluetooth接続といった最新機能を活用したい方
- BOSSブランドの信頼できるサウンドとエフェクトを求める方
- 持ち運びやすく、電源場所を選ばずに演奏したい方
おすすめできない人
- エフェクトループ端子による高度なエフェクター接続を必須とする方
- 大音量でのライブパフォーマンスを主に行う方(より出力の高いアンプを推奨)
- 真空管アンプ特有の倍音やダイナミクスを最優先する方
- スマートフォンアプリを使わずに、本体のみで全ての操作を完結させたい方
- 非常に安価な練習用アンプを探している方
おすすめの利用シーン
- 自宅での快適なギター練習
- 友人との小規模なセッションやホームパーティーでの演奏
- 屋外でのアンプラグドな演奏(電源確保が容易な場合)
- ギター教室やレッスンでの使用
- サウンドチェックやデモンストレーション
非推奨な利用シーン
- 大規模なライブ会場でのメインアンプとしての使用
- エフェクターボードを組んで複雑なサウンドメイクを行う場合
- 長時間の連続演奏でバッテリー切れのリスクを避けたい場合
- 極端に電波干渉の多い環境での使用
よくある質問(Q&A)
Q.ギターケーブルなしで演奏できるとありますが、音質はどのように保証されますか?
Q.電池駆動とのことですが、どのくらいの時間使用できますか?
Q.アンプの種類やエフェクトはどれくらい搭載されていますか?
Q.スマートフォンとの連携機能について教えてください。
Q.コンパクトなサイズですが、音質は本格的ですか?
SHOPSTAFF 評価ランキング
ORANGE CRUSH 35RTは、35W出力の小型ギターコンボアンプです。ツインチャンネル、ハイゲインプリアンプ、10インチスピーカーを搭載し、パワフルなサウンドが特徴です。
出力(W) | 35 W | スピーカーサイズ | 10 インチ |
チャンネル数 | 2 チャンネル | EQ(イコライザー) | 3バンドEQ (BASS, MIDDLE, TREBLE) |
エフェクト | リバーブ | 入出力端子 | ギターインプット, AUXイン, ヘッドフォンアウト |
質量 | 11 kg | 寸法(幅x高さx奥行) | 44 x 40 x 23 cm |
真空管/ソリッドステート | ソリッドステート | 材質 | MDF |
ローランド JC-22 Jazz Chorusは、伝説的なJCクリーンサウンドを継承するコンパクトなギターコンボアンプです。自宅練習に最適なサイズながら、クリアで広がりのあるサウンドを提供します。
出力(W) | 22 W | スピーカーサイズ | 2x6 インチ |
チャンネル数 | 2 チャンネル | EQ(イコライザー) | 3バンドEQ (BASS, MIDDLE, TREBLE) |
エフェクト | コーラス, リバーブ | 入出力端子 | ギターインプット, ヘッドフォンアウト, AUXイン, エフェクトループ(SEND/RETURN) |
質量 | 13.22 kg | 寸法(幅x高さx奥行) | 54.2 x 41 x 33.6 cm |
真空管/ソリッドステート | ソリッドステート | 材質 | MDF |
ローランド JC-40は、伝説的な「JCクリーン」サウンドを受け継ぐ40W出力のギターコンボアンプです。ステレオ入力仕様と最適化された内蔵エフェクトが特徴で、伝統と進化を両立させたモデルです。
出力(W) | 40 W | スピーカーサイズ | 2x6 インチ |
チャンネル数 | 2 チャンネル | EQ(イコライザー) | 3バンドEQ (BASS, MIDDLE, TREBLE) |
エフェクト | コーラス, ディレイ, リバーブ | 入出力端子 | ギターインプット(モノラルx2, ステレオx1), ヘッドフォンアウト, LINE OUT, REC OUT, FX LOOP SEND/RETURN |
質量 | 19 kg | 寸法(幅x高さx奥行) | 46.5 x 37.5 x 23.5 cm |
真空管/ソリッドステート | ソリッドステート | 材質 | MDF |
BOSS KATANA-50 EX GEN 3は、50W出力の第3世代コンボアンプです。12インチスピーカー搭載で、進化したTube Logicによるダイナミックなサウンドと豊富なエフェクトが特徴です。
出力(W) | 50 W | スピーカーサイズ | 12 インチ |
チャンネル数 | 6 チャンネル | EQ(イコライザー) | 3バンドEQ (BASS, MIDDLE, TREBLE) |
エフェクト | BOOSTER, MOD, FX, DELAY, REVERB | 入出力端子 | ギターインプット, POWER AMP IN, LINE OUT, PHONES/REC OUT, USB Type-C, GA-FC/GA-FC EX |
質量 | 11.7 kg | 寸法(幅x高さx奥行) | 47 x 39.8 x 23.8 cm |
真空管/ソリッドステート | ソリッドステート (Tube Logic) | 材質 | グレー/ブラック織のグリルネットを採用したプレミアム・ライン |
Fender Champion II 25は、25W出力のギターコンボアンプです。シンプルで使いやすい操作性と、フェンダーならではの多彩なサウンドが魅力です。
出力(W) | 25 W | スピーカーサイズ | 12 インチ |
チャンネル数 | 2 チャンネル | EQ(イコライザー) | 3バンドEQ (BASS, MIDDLE, TREBLE) |
エフェクト | リバーブ, ディレイ/エコー, コーラス, トレモロ, ヴィブラトーン | 入出力端子 | ギターインプット, ヘッドフォンアウト, AUXイン, フットスイッチ端子 |
質量 | 6.67 kg | 寸法(幅x高さx奥行) | 42 x 25.9 x 36.4 cm |
真空管/ソリッドステート | ソリッドステート | 材質 | MDF |