エレコム Webカメラ UCAM-CX80FBBK

AI技術を応用したオートズーム機能を搭載しており、人物を検知して自動で最適な画角に調整します。これにより、常に画面の中央に自分が映るように調整されるため、プレゼンテーションやオンライン会議で便利です。ただし、この機能はハードウェアに組み込まれているため、完全に無効化することはできません。また、ソフトウェアで追従感度や撮影範囲の調整は可能ですが、完全に手動で画角を調整したい場合には不向きです。

2つのマイクを搭載したノイズキャンセリング機能により、周囲の雑音やエコーを低減し、クリアな音声を届けます。オンライン会議や配信時に、相手にストレスを与えることなく、快適なコミュニケーションを実現します。ただし、完全に無音になるわけではなく、大きな騒音がある環境では、ノイズが完全に除去できない場合があります。また、マイクの集音範囲は無指向性のため、周囲の音も拾いやすい点に注意が必要です。

DOL-HDR技術により、露光時間の異なる画像をリアルタイムで合成し、暗い場所や明るい場所でも明暗を自動調整します。これにより、常に鮮明な映像を映し出すことが可能です。ただし、USB-A接続時はHDR機能は使用できません。また、過度に明るい場所や暗すぎる場所では、完全に補正しきれない場合があります。自動光補正機能は、あくまで補助的な機能として捉え、必要に応じて照明を調整することが望ましいです。

対角130度の広角レンズを搭載しており、広い範囲を映像に収めることができます。複数人が参加するオンライン会議や、広い部屋での撮影に最適です。また、歪み補正機能により、広角レンズ特有の画像の歪みを抑え、画面端まで綺麗に映し出すことが可能です。ただし、画角の調整機能は搭載されておらず、常に広角での撮影となります。画角を狭めたい場合は、物理的にカメラの位置を調整する必要があります。

物理的にレンズを覆うプライバシーシャッターが付属しており、使用していない時や、カメラに映りたくない時に、ハッキングなどによる意図しない映像の流出を防ぎます。また、レンズを保護する役割も果たします。ただし、プライバシーシャッターは着脱式のため、紛失には注意が必要です。

プリセット機能は搭載されていません。明るさやあざやかさなどの画質調整は、設定ソフトウェアから行う必要があります。しかし、設定を保存する機能はないため、毎回設定を行う必要があります。頻繁に設定を変更するユーザーにとっては、少し不便に感じるかもしれません。