Steelcase Think 465A000JP

本製品は座面の高さや奥行き、アームレストの多方向調整、ランバーサポートの上下調整、そしてリクライニングの停止角度調整など、各部位を個別に調整できる機能を豊富に備えています。これにより、ユーザーは自身の体型や作業内容に合わせて、細かく最適なポジションを設定することが可能です。特にアームレストの可動域は広く、様々な姿勢に対応できるため、長時間のデスクワークにおける身体への負担を軽減し、快適性を高めることに貢献します。

本製品は「LiveBackシステム」と樹脂製の「バックフレクサー」を搭載しており、背もたれがユーザーの体の動きに柔軟に追従する機能を持っています。これにより、作業中の姿勢変化に合わせて常に背中全体を均一にサポートし、背骨の自然なカーブを維持します。体重感知機構も備わっているため、特別な操作なしに最適なサポート力を発揮し、長時間の作業でも快適さを保ち、集中力の維持を助けます。

本製品の座面は硬めの設計ですが、スタッフレビューでは「長時間座っていてもお尻が痛くなることはないのでいい感じに体圧分散はされていそう」と評価されており、効果的な体圧分散機能が期待できます。また、座面のエッジが柔らかく曲がる構造により、前傾・後傾姿勢時に大腿部裏側への圧迫を緩和し、血行不良や足のむくみを防ぐ工夫がされています。これにより、一点に集中しがちな圧力を分散し、長時間の着座による身体への負担を軽減します。

本製品はヘッドレストが付属しないタイプです。そのため、首や頭部を直接サポートする調整機能は備わっていません。ヘッドレストがないことで、よりシンプルなデザインを好むユーザーや、ヘッドレストが不要な作業姿勢の方には適していますが、休憩時に頭部を預けてリラックスしたい方や、首や肩こりに悩む方でヘッドレストによるサポートを重視する場合には、別途ヘッドレスト付きのモデルを検討する必要があります。

本製品のアームレストは、高さ、前後、左右、角度の調整に加え、伸縮や回転も可能な非常に広範囲な調整機能を備えています。これにより、ユーザーは自身の体格やデスクの高さ、作業内容に合わせて、腕や肩が最もリラックスできる最適な位置にアームレストを設定できます。長時間のキーボード操作やマウス作業において、腕の負担を軽減し、肩こりの予防にも貢献するため、快適な作業環境を構築する上で非常に重要な機能です。

本製品はリクライニングの停止角度を4段階から選択できるロッキング調整機能を備えています。体重感知機構により、座る人の体重に合わせて背もたれの反力が自動調整されるため、ユーザーはダイヤル操作一つで好みのリクライニングポジションを簡単に設定できます。これにより、作業の合間に体を伸ばしてリフレッシュしたり、気分転換を図ったりすることが可能です。ただし、完全に直立した状態でのロックができないというレビューもあり、その点は留意が必要です。