キオクシア KIOXIA EXCERIA PRO SSD-CK2.0N4P/N

PCIe Gen4 x4 NVMe M.2 2280規格に対応し、最大7,300MB/sのシーケンシャル読込速度と6,400MB/sのシーケンシャル書込速度を実現します。これは現行世代のSSDの中でもトップクラスの速度であり、OSやアプリケーションの起動、ゲームのロード時間を劇的に短縮します。また、ランダムアクセス性能も非常に高いため、多数の小さなファイルを扱う日常的なPC操作が格段にスムーズになり、全体的なシステム応答性が向上します。

国産のBiCS FLASH TLC NANDフラッシュメモリを採用しており、さらに国内正規代理店経由で5年間の長期保証が付帯していることから、非常に高い耐久性が期待できます。具体的なTBW（総書き込みバイト量）値は明記されていませんが、一般的なヘビーユーザーやゲーマーの用途であれば、SSDの寿命が尽きる前に十分な期間、安心して利用できる信頼性があります。頻繁なデータ書き込みを行うクリエイティブ作業や、ゲームのインストール・アンインストールを繰り返す環境でも、その耐久性は十分に発揮されるでしょう。

キオクシア独自の国産BiCS FLASH TLC NANDフラッシュメモリを採用している点が最大の特徴です。TLCは、QLCと比較して書き込み速度、ランダムアクセス性能、そして耐久性に優れており、SSDの性能と寿命のバランスを最適化しています。また、自社でNANDフラッシュメモリを製造しているメーカーは、品質管理において高い優位性を持ち、高性能なコントローラーチップとの組み合わせにより、SSD全体のパフォーマンスと信頼性を一層向上させています。

このEXCERIA PROシリーズは、フラグシップモデルとしてDRAMキャッシュを搭載していると推測されます。DRAMキャッシュは、SSDコントローラーがNANDフラッシュメモリへのデータアクセスを効率化するために不可欠な高速メモリです。これにより、OSの起動、アプリケーションのロード、多数の小さなファイルのランダムな読み書きといった日常的なアクセスが非常にスムーズになり、SSDのパフォーマンス低下を防ぎ、長時間の安定した動作を実現します。DRAMキャッシュの有無は、SSDの体感速度や長期的な安定性に大きく影響します。

本製品は、最新世代のPCIe Gen4 x4インターフェースに対応しており、NVMe 1.4規格に準拠しています。これは現行のPCマザーボードで広く採用されている高速インターフェースであり、対応するM.2スロットに接続することで、そのポテンシャルを最大限に引き出すことができます。PCIe Gen3と比較して帯域幅が倍増するため、大容量データの転送、高解像度動画の編集、複雑な3Dレンダリングといった高負荷な作業において、圧倒的な速度向上を実感できるでしょう。

KIOXIAは、旧東芝メモリとして長年にわたり半導体メモリ分野を牽引してきた、日本を代表する信頼性の高いメーカーです。国産の高性能BiCS FLASH TLC NANDフラッシュメモリを搭載し、国内正規代理店経由で購入した場合、5年間の長期保証が付帯しています。これは、メーカーが製品の品質と耐久性に自信を持っている証であり、ユーザーにとっては非常に大きな安心材料となります。徹底した品質管理体制のもと製造されており、長期にわたって安心して使用できる製品と言えます。