マキタ(Makita) 330ミリ充電式芝刈機 18V6Ah バッテリ、充電器付 青

際刈りに特化した構造や機能は搭載されていません。ロータリー式のため、本体を壁際などに近づけて刈ることは可能ですが、刃の位置によっては完全に端まで刈りきれない場合があります。そのため、塀や縁石のキワなどに残った芝は、別途芝刈りばさみなどを使って手作業で仕上げる必要がある可能性があります。

刈り取った芝を細かく粉砕し、芝生の上に撒くマルチング（刈りカスを芝生に還元する）機能に対応したロータリー刃を採用しています。集草カゴを使用せず、刈りカスを肥料として芝生に戻すことで、芝生の健康維持に繋がります。刈りカスを捨てる手間が省けるため、作業効率を上げたい場合に便利な機能です。

本機はモーターの力で自ら前進する自走機能は搭載しておらず、手押し式です。本体重量は約11.4kg（バッテリー含む、集草カゴ含まず）と比較軽量なので、手押しでも比較的スムーズに作業できます。広い庭や傾斜地では手押しの労力が必要になりますが、取り回しの良さはこの方式の利点です。

ハンドルの固定・解除がレバー式で行え、収納時にハンドルを折りたたむことが可能です。これにより、本体をコンパクトにできるため、使用しない時の保管に必要なスペースを抑えることができます。物置やガレージが狭い場合でも、比較的場所を取らずに収納できるため便利です。

安全機能として、ハンドル部分のレバー（ベイルハンドル）から手を離すと、刈刃の回転が迅速に停止する機能が搭載されています。（具体的なブレーキ方式の記載はありませんが、バッテリー式では一般的な安全機能です）。加えて、本体に誤作動防止用のキーが備わっており、使用時以外はキーを抜くことで本体が作動しないため、安全管理に役立ちます。

刈刃の下部に水道ホースを接続して、内側を水で洗い流すための専用コネクタ（洗浄用注水機能）は搭載されていません。刈り終わった後の刈刃周りの清掃は、ブラシなどを使って手作業で行う必要があります。刈りカスが固着しやすい場合は、こまめな清掃が推奨されます。