VANBAR ドライブレコーダー ミラー型 分離 IMX415センサー 800万画素 DC209

フロントカメラはIMX415センサーを採用し4K（3840x2160P）の高画質録画に対応していますが、リアカメラは1080Pです。フレームレートは27.5fpsで、日本のLED信号機に対応しているものの、最上位機種のような60fpsの滑らかさはありません。夜間性能はF1.4レンズとHDR/WDR技術により向上していますが、高フレームレート録画が必要な場面では性能制限があります。

約11インチの大型ディスプレイは、従来のルームミラーより広い後方視界を提供します。反射防止フィルムや目眩防止ガラスにより、日中の映り込みや後続車のヘッドライトの眩しさを軽減し、視認性を確保しています。スタッフレビューでも「画像は綺麗」と評価されており、デジタルインナーミラーとしての基本的な視認性は良好です。

リアカメラは150度の広角に対応しており、後方の広い範囲をカバーします。フロントカメラの具体的な画角は記載されていませんが、広範囲を記録できると推測されます。ただし、スタッフレビューには「ズーム機能が無いので、後ろの車との遠近感に違和感を感じた」という指摘があり、映像の自然さや調整機能には一部制限がある可能性があります。

24時間駐車監視に対応しており、Gセンサーによる衝撃検知録画が可能です。付属の降圧線を使用することで、車両バッテリーへの負担を抑えつつ長時間の監視を実現します。当て逃げやいたずらなど、駐車中のトラブル発生時に自動で記録を開始し、証拠を残す上で有効な機能です。

フロントカメラが分離型であるため、設置の自由度が高く、視界の妨げになりにくい設計です。リアカメラは上下左右反転が可能で、取り付け位置の選択肢が広がります。降圧ケーブルが付属し、固定用バンドも2サイズに拡充されたことで、多くの車種に対応しやすくなっています。ただし、配線作業には一定の知識や工夫が必要となる場合があります。

VANBARは20年の技術開発経験を謳っており、製品の品質と顧客サポートに力を入れているとされています。3年間の長期保証が付帯している点は非常に安心感があります。しかし、大手メーカーと比較するとブランドとしての実績や知名度はまだ限定的であり、長期的なサポート体制やファームウェアの更新頻度については、今後の実績が重要となります。