PORMIDO PRD60 ドライブレコーダー ミラー型

前後カメラにソニー製IMX307センサーを採用し、Full HD（1920x1080pixel）の200万画質で同時録画が可能です。フレームレートは27.5fpsで、日本のLED信号機にも対応しています。日中はもちろん、STARVIS技術により夜間でもノイズの少ない鮮明な映像を記録できますが、より高解像度や高フレームレートの製品と比較すると、細部の鮮明さや滑らかさでは一歩譲ります。しかし、一般的なドライブレコーダーとしての証拠能力は十分に備えています。

11インチのIPS液晶タッチパネルは、600cd/m2の高輝度と70%の高透過率を誇り、昼間の強い日差しの中でも映り込みを抑え、クリアな後方視界を提供します。表示解像度は1920x480pixelで、一般的なミラー型ドライブレコーダーとしては十分な鮮明さです。夜間でも後続車のヘッドライトの眩しさを軽減し、視認性を確保しますが、自動調光機能の有無については記載がないため、環境変化への自動対応は期待できません。

駐車監視機能は、Gセンサーによる衝撃検知録画とタイムラプス録画に対応しています。最長24時間の監視が可能で、駐車中の当て逃げやいたずらなどのトラブル発生時に自動で記録を開始します。ただし、この機能を利用するためには、別売りの専用監視電源ケーブル（PR08X）が必要となる点に注意が必要です。これにより、車両のバッテリー上がりを防ぎつつ、長時間の監視を実現し、大切な愛車を保護します。

本製品は28,167円という価格で、Full HD画質、ソニー製センサー、高輝度IPS液晶、充実した付加機能（GPS、Gセンサー、HDR/WDR、駐車監視）を備えています。最上位機種と比較すると画質やフレームレートで劣るものの、日常使いには十分な性能であり、配線の工夫や日本語サポートなど、使い勝手の良さも考慮されています。価格と機能のバランスが取れており、コストを抑えつつも信頼性の高いミラー型ドライブレコーダーを求めるユーザーにとって、満足度の高い選択肢となるでしょう。