Razer(レイザー) Razer DeathAdder V3 Pro White RZ01-04630200-R3A1

Razer DeathAdder V3 Proは、合計5つのプログラム可能なボタンを搭載しています。左右クリック、ホイール、そして左サイドに配置された2つのボタンです。これらのボタンには、専用ソフトウェアであるRazer Synapse 3を使用して、ゲーム内のアクションやキーボードショートカット、マクロなどを自由に割り当てることができます。FPSなど基本的な操作が中心のゲームでは十分に活用できますが、多ボタンが必要なゲームには不向きです。

このマウスは、極限まで軽量化された64gという本体重量を最大の特長としており、重量調整機能は搭載していません。ウェイトなどを追加してマウスの重さを変更することはできません。常に一定の軽い操作感で利用することを想定しています。マウスの重さを自分好みに細かく調整したい方には適しませんが、最初から軽いマウスを求めるユーザーにとっては不要な機能と言えるでしょう。

Razer DeathAdder V3 Pro（特にホワイトモデル）は、RGB LEDによるイルミネーション機能を搭載していません。本体のロゴなども光らないシンプルなデザインです。これは、バッテリー消費を抑え、さらなる軽量化に貢献するための設計と考えられます。マウスの外観にライティングによる装飾性を求めるユーザーや、他の周辺機器とライティングを同期させたいユーザーには向かない点です。

Razer DeathAdder V3 Proは、Razer Synapse 3ソフトウェアを使用することで、複数の設定プロファイルを管理できます。DPI設定、ボタン割り当てなどをゲームやアプリケーションごとにカスタマイズし、ソフトウェア上で切り替えることが可能です。マウス本体に設定を保存するオンボードメモリも搭載しているため、ソフトウェアが入っていない環境でも基本的な設定で使用できます。

Razer独自の低遅延ワイヤレス技術「HyperSpeed Wireless」に対応しており、有線接続とほぼ変わらない応答速度で快適な無線操作が可能です。ケーブルのわずらわしさがなく、デスク上もすっきりします。最大90時間のバッテリー持続時間も備えており、頻繁な充電の手間を減らせます。高性能なワイヤレス環境を求めるユーザーにとって、信頼性の高い接続方式です。

Razer DeathAdder V3 Proには、充電用の専用ドックは付属していません。マウス本体前面のUSB-Cポートに付属のSpeedflexケーブルを接続して充電を行います。使用しない際にマウスを置くだけで充電されるような手軽さはありませんが、汎用的なUSB-C接続のため、ケーブル一本で手軽に充電できる点はメリットです。別売りの充電ドックやワイヤレス充電システムへの対応はありません。