明光商会(Meiko Shokai) MSシュレッダー MSE-17C

紙を投入すると自動的に細断を開始する機能で、手動でスタートボタンを押す手間が省けます。この機能により、連続で書類を処理する際に効率が向上し、特に大量の書類を扱う場合に便利です。最上位機種では、より高度なセンサーを使用し、紙詰まりのリスクを低減していますが、本製品でも十分な機能を発揮します。ただし、紙の種類や厚さによっては、センサーの反応が鈍くなる場合があるため、注意が必要です。大量の書類をスムーズに処理したいユーザーにとって、非常に役立つ機能と言えるでしょう。

ダストボックスが満杯になると、センサーが感知して自動的に運転を停止する機能です。これにより、シュレッダーの故障やオーバーヒートを防ぎ、安全に使用することができます。特に、オフィスなどでの使用においては、ゴミ捨てのタイミングを知らせてくれるため、非常に便利です。最上位機種では、満杯になる前に警告が表示される機能がありますが、本製品では停止するまで警告はありません。ゴミの量を確認しながら使用することで、より安全かつ効率的に利用できます。

細断中に紙詰まりが発生した場合、自動的に逆回転して紙を取り除く機能です。これにより、手動で紙を取り除く手間が省け、スムーズに作業を継続することができます。特に、厚手の紙や複数の紙を同時に投入した場合に有効です。最上位機種では、紙詰まりを未然に防ぐための機能が搭載されていますが、本製品でも自動逆転機能により、紙詰まりによるストレスを軽減できます。紙詰まりが発生した場合は、無理に引き抜かず、自動逆転機能を使用することをおすすめします。

本製品はマイクロカット機能は搭載されていません。クロスカット方式を採用しており、一定のセキュリティレベルを確保できますが、より高い機密性を求める場合は、マイクロカット機能を搭載した製品を検討する必要があります。マイクロカットは、紙片をより細かく裁断するため、復元が困難になります。個人情報や機密情報を扱う場合は、セキュリティレベルを確認し、適切な製品を選ぶようにしましょう。

本製品は、紙以外のメディア（CD、DVD、カードなど）を細断する機能は搭載されていません。紙専用のシュレッダーとして設計されており、他のメディアを誤って投入すると故障の原因となる可能性があります。メディア類を処分する場合は、別途適切な処理を行う必要があります。最上位機種では、メディア細断機能が搭載されているものもありますが、本製品では対応していません。ご注意ください。

本製品は静音設計を謳ってはいませんが、動作音は比較的静かです。ただし、最上位機種に搭載されているような、徹底的な静音化技術は採用されていません。オフィスや家庭で使用する際に、周囲に迷惑をかける可能性は低いですが、特に静かな環境で使用する場合は、動作音に注意が必要です。夜間や早朝の使用は避けるなど、状況に応じて配慮することをおすすめします。動作音の大きさは、細断する紙の量や種類によっても変化します。