Edifier W820NB Plus

Edifier W820NB Plusは、ハイブリッド・アクティブノイズキャンセリング機能を搭載しており、最大-43dBの騒音低減効果を発揮します。これにより、通勤、オフィス、家庭、旅行など、様々なシーンで周囲の騒音を気にせず音楽や通話に集中できます。専用アプリを使用することで、ノイズキャンセリングの強度を調整したり、外音取り込みモードに切り替えたりすることも可能です。ただし、より高価格帯のヘッドホンに搭載されている高度なノイズキャンセリング機能と比較すると、完全に外部の音を遮断するわけではありません。あくまでも、周囲の騒音を軽減し、音楽や通話を聞きやすくするための機能と考えると良いでしょう。

Edifier W820NB Plusはタッチ操作機能を搭載していません。物理ボタンで操作を行う必要があります。タッチ操作に慣れているユーザーにとっては不便に感じるかもしれません。物理ボタンは、誤操作が少ないという利点もありますが、操作に慣れるまで時間がかかる場合があります。特に、手袋を着用している場合や、冬場など手が乾燥している場合は、操作がしづらいことがあります。タッチ操作にこだわりがない場合は、特に問題はないでしょう。

Edifier W820NB Plusには、装着検出機能は搭載されていません。ヘッドホンを外しても音楽が自動で一時停止することはありません。そのため、ヘッドホンを外した際は、手動で音楽を停止する必要があります。上位機種では、装着検出機能が搭載されていることが多く、ヘッドホンを外すと自動で音楽が一時停止するため、バッテリーの節約にもつながります。頻繁にヘッドホンを着脱するユーザーにとっては、やや不便に感じるかもしれません。ただし、装着検出機能がない分、誤作動が少ないというメリットもあります。

Edifier W820NB Plusは、外音取り込みモードを搭載しており、ヘッドホンを装着したまま周囲の音を聞き取ることができます。音楽を聴きながらでも、アナウンスや周囲の人の声を聞き取れるため、安全に配慮しながら音楽を楽しめます。7段階のアンビエントサウンド音量に対応しており、必要なときに外部の音をよりクリアに聞き取ることができます。コンビニでの買い物や駅での乗り換え時など、周囲の状況を把握したい時に便利です。上位機種と比較すると、外音取り込みの自然さやクリアさはやや劣るかもしれませんが、必要十分な性能を備えています。

Edifier W820NB Plusは、マルチポイント接続機能に対応していません。そのため、複数のデバイス（スマートフォン、タブレット、パソコンなど）と同時に接続することはできません。複数のデバイスを頻繁に切り替えて使用するユーザーにとっては、やや不便に感じるかもしれません。上位機種では、マルチポイント接続に対応しているモデルが多く、スマートフォンで音楽を聴きながら、パソコンからの着信に応答するなど、機器を切り替えることなく使用できます。仕事とプライベートで複数の機器を使う場合に便利です。

Edifier W820NB Plusは、折りたたみ機能を搭載していません。そのため、コンパクトに収納することができません。持ち運びの際には、ある程度のスペースが必要となります。上位機種では、折りたたみ機能を搭載しているモデルが多く、持ち運び時にかさばらず、バッグに入れても邪魔になりません。外出時や旅行時など、持ち運びが多い場合に便利です。頻繁に持ち運ぶユーザーにとっては、やや不便に感じるかもしれません。