Akai Professional MPC One+

16個のベロシティ対応RGB MPCパッドは、MPC One+の最大の特長です。パッドの感度やレスポンスは高く、繊細なニュアンスも表現できます。RGBバックライトにより、パッドに割り当てられたサウンドや機能を視覚的に確認できます。パッドのレイアウトも、長年のMPCのノウハウが活かされており、直感的な操作が可能です。フィンガードラムを練習したい方にもおすすめです。

MIDI入出力、1/4" TRSオーディオ入出力、CV/Gateジャック、USB-A/Bポートなど、豊富な接続端子が搭載されています。これにより、様々な外部機器と接続でき、柔軟なシステム構築が可能です。WiFi、Bluetoothにも対応しており、ワイヤレスでの接続も可能です。ただし、オーディオインターフェース機能は搭載されていますが、入出力数は限られています。

Akai Professionalは、長年にわたり音楽制作機器を開発してきた実績のあるメーカーです。MPCシリーズは、世界中のプロデューサーやミュージシャンに愛用されており、その信頼性は非常に高いです。製品のサポート体制も充実しており、安心して使用できます。ただし、比較的新しい製品であるため、長期的な耐久性については未知数な部分もあります。

MPC One+には、MPC Softwareが付属しています。MPC Softwareは、DAWソフトウェアとしても使用でき、MPC One+との連携もスムーズです。また、Splice Soundsのライブラリにアクセスでき、豊富なサウンド素材を利用できます。さらに、MPCストアでプラグインを購入することも可能です。ただし、付属ソフトウェアはLite版であるため、機能制限があります。

タッチスクリーンによる直感的な操作が可能です。MPC Softwareの操作も、タッチスクリーンで行うことができます。ハードウェアとソフトウェアの連携もスムーズで、快適な制作環境を構築できます。ただし、タッチスクリーンの操作に慣れるまで、時間がかかるかもしれません。また、ボタンやノブの配置も、長年のMPCのノウハウが活かされており、直感的な操作が可能です。

114800円という価格は、スタンドアローン型の音楽制作機器としては、比較的手頃な価格帯です。タッチスクリーンや豊富な機能を搭載していることを考えると、コストパフォーマンスは高いと言えます。ただし、上位機種に比べると、機能制限があるため、必要な機能をよく検討してから購入する必要があります。初心者から中級者におすすめです。