JBL JBL BAR 500 JBLBAR500PROBLKJN

本製品はeARC対応のHDMI端子を搭載しており、HDMI-CEC機能に対応していると考えられます。これにより、テレビとサウンドバーをHDMIケーブルで接続することで、テレビのリモコンでサウンドバーの電源オン/オフや音量調整などの基本操作を一元的に行えるため、複数のリモコンを使い分ける手間が省け、操作が非常にシンプルになります。特に、テレビの電源を入れるとサウンドバーも自動で起動し、テレビの音声をサウンドバーから出力するといった連携が可能です。

商品情報には「ホールやシネマ、と言ったサラウンドの種類が無いのが残念かも」というスタッフコメントがありますが、専用アプリ「JBL ONE」で音質調整（イコライザー）が可能であると記載されています。これにより、ユーザーは自分の好みに合わせて低音域から高音域まで7つの帯域を25段階で調整できるため、映画、音楽、ゲームなどコンテンツの種類や個人の好みに応じて最適な音響設定を適用できます。プリセットされたサウンドモードの直接的な記載はありませんが、イコライザーによる詳細な調整で代替可能です。

上位モデル「BAR 1000」のために独自開発されたダイアログ・エンハンス技術「PureVoice」テクノロジーを搭載しています。この技術は、独自のアルゴリズムで声の成分をリアルタイムで解析し、その輪郭を際立たせて明瞭度を高めるものです。これにより、アクション映画の激しいシーンや壮大なBGMの中でも、セリフが埋もれることなくクリアに聞き取ることができ、ストーリーへの没入感を損ないません。特に、聞き取りにくいと感じる声成分を強調することで、視聴体験が向上します。

大口径250mm径の独立型ワイヤレス・サブウーファーが付属しており、300Wのハイパワーアンプを搭載しています。JBLが長年培ってきた大口径ウーファー技術により、正確でキレのある重低音を再生し、映画の爆発音や地鳴り、大群の足音といった「LFE（Low Frequent Effects）」をリアルに再現します。また、夜間の視聴時に配慮し、低音のレベルをリモコンから5段階で調整できる機能も備わっており、好みに応じて重低音の強調度合いをコントロールすることが可能です。

Bluetoothバージョン5.0に対応しており、スマートフォンやタブレットなどの対応機器とワイヤレスで接続し、音楽をストリーミング再生することが可能です。これにより、手軽に高音質で好きな音楽を楽しむことができます。ただし、スタッフレビューには「ワイヤレスで使用すると遅延はそこそこする」との指摘があり、スピード感のある映画などでは有線接続が推奨されています。音楽再生や一般的な動画視聴には問題なく利用できるでしょう。

商品情報にはUSBメモリからの音楽再生に関する記載がありません。接続端子としてUSBの記載もないため、USB再生機能は搭載されていないと判断されます。音楽再生はBluetoothやWi-Fi経由でのストリーミング再生が主な方法となります。