SanDisk SDSDXWA-128G-JNJIP エクストリーム プラス SDXC UHS-Iカード 128GB

多くのSDカード、特に信頼性を重視したSanDiskの製品では、一定の耐衝撃性を持たせて設計されています。これは、カメラバッグ内で他の機材と接触したり、不意に落としてしまったりといった日常的な衝撃からカードを守るための基本的な機能です。プロフェッショナル向けの製品ほど厳しい基準ではないかもしれませんが、一般的な使用においては大切なデータを保護する上で有効な機能と言えます。ただし、極端な衝撃や高所からの落下に対して完全な保護を保証するものではありません。

SanDiskのエクストリーム プラスシリーズは、一般的に簡易的な防水性能を備えています。これは、少量の水しぶきがかかったり、一時的に水に濡れたりする程度の状況で、カード内部への水の侵入を防ぎ、データ破損のリスクを減らすための機能です。アウトドアでの撮影中に突然雨が降ってきた場合や、水辺での使用など、水濡れの可能性があるシーンである程度の安心感を提供します。ただし、完全に水没させたり、長時間水につけたりすることには対応していない場合があります。

空港の手荷物検査などで使用されるX線による影響からデータを保護する機能です。SanDiskのほとんどのSDカードは、この耐X線機能を備えており、安心して飛行機での移動時に持ち運びが可能です。旅行先で撮影した大切な写真や動画が、X線検査によって破損するリスクを低減できます。これにより、国内外問わず、様々な場所へカメラやSDカードを携行する際の心配を減らすことができます。

一定の温度範囲内で正常に動作する耐温度機能を備えています。これにより、一般的な使用環境であれば、夏場の暑さや冬場の寒さによるカードの性能低下や故障のリスクを軽減できます。ただし、製品によって動作保証温度範囲は異なります。例えば、真夏の炎天下の車内など、極端に高温になる場所や、極寒の環境での長時間の使用を想定する場合は、製品仕様に記載されている動作温度範囲を確認することが重要です。

日常的な磁気発生源（スピーカー、スマートフォンの磁気部分など）からの影響を受けにくいように設計されています。これにより、磁気によるデータ破損や消失のリスクを低減し、安心してデータを保管できます。多くの電子機器が身近にある現代において、データの安全性を保つ上で有用な機能です。ただし、非常に強い磁場を発生する特殊な機器の近くでの使用には注意が必要です。

このSDカードは、写真や通常の動画撮影といった一般的な用途を想定しており、データの書き込みと消去を非常に高頻度で繰り返す用途（例：ドライブレコーダーや監視カメラでの常時録画）に特化した「高耐久」モデルではありません。一般的な使用においては十分な書き込み耐久性を持っていますが、特定のプロフェッショナル用途や、絶え間ないデータ更新が必要な機器での使用には、その用途に特化した高耐久モデルを検討する方が適しています。