BOMATA CS150-2kg

容器の重さを差し引いて中身だけを計量できる便利な機能です。粉や液体などを容器に入れて計量したい際に、正確な重さを測るために必須の機能と言えます。ボタン一つで簡単に設定でき、調理中の手間を省きます。例えば、ボウルに小麦粉を少しずつ足していく際に、ボウルの重さを気にせず、追加した分の重さだけを正確に計ることができます。

計量皿は本体一体型となっており、取り外して水洗いすることはできません。使用後に粉が付着したり、液体がこぼれたりした場合は、濡らした布などを固く絞って丁寧に拭き取る必要があります。特に油分などが付着した場合は、完全にきれいにするのが難しい場合もあります。衛生面を重視し、計量皿を清潔に保ちたい方にとっては、少し手間がかかるかもしれません。

計量中に表示された数値を固定してゆっくり確認する機能はありません。特に大きなボウルや鍋などを計量皿に乗せた場合、容器がディスプレイの一部を隠してしまい、数値が見えにくくなることがあります。表示が安定したらすぐに数値を読み取る必要があり、慌ただしい調理中には不便を感じる可能性があります。表示を確実に確認したい場合は、乗せる容器のサイズに注意が必要です。

電源を切り忘れても、操作がない状態が一定時間続くと自動的に電源が切れる機能が搭載されています。これにより、電池の無駄な消耗を防ぎ、いざ使おうと思ったときに電池切れで困るという事態を避けられます。うっかり電源をつけたままにしてしまいがちな方にとっては、非常に便利な省エネ機能と言えます。設定時間を変更したり、機能をキャンセルしたりすることも可能なようです。

計量単位はグラム（g）のみに対応しており、ポンド（lb）やオンス（oz）、ミリリットル（ml）など、他の単位に切り替える機能はありません。海外のレシピでポンドやオンスが指定されている場合、または液体の量をmlで測りたい場合には、別途単位換算を行うか、別のスケールを使用する必要があります。グラム単位での計量がメインの方には問題ありませんが、様々な単位で計量する機会がある方にとっては不便かもしれません。

本体にある物理ボタンを押すだけで、電源のオンオフが簡単にできます。素早くスケールを起動させて計量作業に取りかかれるため、調理やコーヒー抽出の準備をスムーズに進められます。直感的な操作が可能で、デジタル機器の操作が苦手な方でも迷うことなく使えるでしょう。また、物理ボタンはタッチパネル式と比べて、濡れた手でも操作しやすいという利点があります。