Kensington Pro Fit🄬 Ergo TB450 ワイヤレストラックボール K72194JP

本製品は底面にDPIボタンを搭載しており、400DPI、800DPI、1200DPI、1600DPIの4段階でカーソル速度を調整できます。これにより、広いディスプレイでの素早い移動から、細かい作業での精密な操作まで、用途に応じて最適な速度に切り替えることが可能です。ユーザーの好みに合わせてカーソルの反応を調整できるため、快適な操作環境を構築できます。

本製品のDPI調整機能は、実質的にトラックボールの感度調整として機能します。DPI（Dots Per Inch）は、トラックボールを動かした際にカーソルがどれだけ移動するかを示す指標であり、この数値を変更することでカーソルの反応速度、すなわち感度を調整できます。ユーザーは底面のボタンで簡単にDPIを切り替え、自身の操作スタイルや作業内容に合わせた最適な感度設定を見つけることができます。

本製品は合計7個の機能ボタンを搭載しています。左右クリックボタンに加え、スクロールホイール、そして進む・戻るボタン（4と5ボタン）などが含まれます。これにより、基本的なマウス操作だけでなく、ウェブブラウジングやファイル操作など、頻繁に行う作業を効率的に実行できます。スタッフレビューでは、サイドボタンの慣れが必要との声もありますが、全体的には多機能性が評価されています。

本製品はBluetooth Low Energy (LE)と2.4GHzワイヤレス接続（USBレシーバー）のデュアルワイヤレス接続に対応しており、最大3台のデバイス（Bluetoothで2台、USBレシーバーで1台）を登録し、本体上部のボタン一つで簡単に切り替えることができます。これにより、デスクトップPCとノートPC、あるいはタブレットなど、複数のデバイスをシームレスに操作することが可能となり、作業効率が大幅に向上します。

本製品には、電池残量を直接表示するLEDランプやソフトウェア機能に関する明確な記載がありません。そのため、電池残量の低下を事前に把握することは難しい可能性があります。ただし、単3電池1本で最大24ヶ月（2.4GHz接続で18ヶ月、Bluetooth接続で15ヶ月）という非常に長い電池寿命を持つため、頻繁な電池交換の心配は少ないでしょう。

本製品はKensingtonの特許取得済みボール取り出しボタンを搭載しており、トラックボールを非常に簡単に取り外すことができます。トラックボールは使用に伴い内部に埃や皮脂が溜まり、操作感が悪化することがありますが、この機能により定期的な清掃が容易に行え、常にスムーズで精密なカーソル操作を維持することが可能です。メンテナンスのしやすさは、トラックボールを長く快適に使用する上で非常に重要な要素です。