山崎実業 ダンボールストッカー Tower 300×230×435mm ホワイト MR-TW A WH

本製品は固定サイズとなっており、収納量やダンボールのサイズに合わせて幅や高さを調整する機能は備わっていません。幅300mm、奥行き230mm、高さ435mmの範囲でダンボールをまとめて収納することになります。多様なサイズのダンボールを大量に収納する場合や、設置場所に合わせて柔軟にサイズを変えたい場合には向きませんが、一般的なサイズのダンボールを一時的に保管する用途であれば問題なく使用できます。購入前に設置場所のスペースと収納したいダンボールのサイズを確認することが重要です。

内部に仕切りなどはなく、一つの空間にダンボールをまとめて収納するシンプルな構造です。新聞紙や雑誌とダンボールを分けて保管したい場合や、サイズの異なるダンボールを種類ごとに整理したい場合など、厳密な分別をこのストッカー単体で行うことはできません。分別が必要な場合は、ダンボールの種類ごとにまとめ方を工夫したり、別の場所に保管したりする必要があります。単にダンボールを一時的に積み重ねておきたいという用途であれば十分な機能と言えます。

ダンボールをストッカーに入れたまま、側面の隙間を通して紐を簡単に結束できる機能が備わっています。これは非常に便利なポイントで、かさばるダンボールを床に寝かせて積み直し、紐を縛るという面倒な作業が不要になります。ストッカーに収納した状態のまま、立った姿勢で楽に紐を通し、しっかりと縛ることができます。古紙回収の準備がスムーズに行えるため、日々の片付けの負担を軽減し、効率的にダンボールをまとめて処分するのに役立ちます。

ダンボールを開封したり、サイズ調整のために切ったりする際に使用するハサミやカッターなどのツールを、ストッカー本体に引っ掛けたり収納したりできる機能は備わっていません。必要なツールは別途保管しておく必要があります。ダンボール処理の際に必要な道具をすぐに手元に置くことはできませんが、この機能がないことによって製品の構造がシンプルになり、デザイン性が保たれているとも言えます。ツール収納が必要な場合は、別途マグネット式のホルダーなどを利用するなどの工夫が必要です。

本製品はキャスター付きの床置きタイプであり、壁に取り付けて使用することは想定されていません。壁面を有効活用して床面積を広く保ちたい場合や、浮かせて収納したいというニーズには対応していません。設置は床面が安定した場所に限られます。掃除の際に一時的に移動させることはキャスターで可能ですが、基本的に特定の床面スペースを占有することになります。壁掛け収納を希望する場合は、別のタイプのダンボールストッカーを検討する必要があります。

使用しない時にコンパクトに折りたたんで収納できる機能は備わっていません。常時組み立てた状態での保管が必要となります。引っ越しなどで一時的に使用しない期間があっても、製品サイズそのままで保管スペースを確保する必要があります。頻繁に場所を移動させたり、使用しない期間にコンパクトに片づけておきたい場合には不向きです。組み立て後は一定の設置スペースが必要になるため、収納場所を事前に確認しておくことが重要です。