アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) オーブンレンジ AMO-F1811-B

赤外線センサーにより食品の表面温度を感知して自動で温める機能を搭載しています。最上位機種にある重量センサーによる自動あたため機能はありません。重量センサーは食品の種類や量に関わらず適切な加熱を可能にしますが、本製品では食品の種類や量によって加熱時間を調整する必要があります。しかし、普段からレンジを使用する方であれば、ワット数や時間設定に慣れているため、特に不便はないでしょう。

解凍機能は搭載されています。最上位機種のようなグラム指定による細かな設定はできませんが、冷凍食品の種類に合わせた解凍モードが用意されており、手動で時間を調整することも可能です。例えば、肉、魚、パンなど、食品の種類に合わせて最適な解凍ができます。全解凍、半解凍の選択ができる機種と比べると機能は劣りますが、価格を考慮すれば十分な機能と言えるでしょう。

自動お手入れ機能は搭載されていません。そのため、調理後の庫内清掃は手動で行う必要があります。庫内はフラットテーブルで拭きやすく設計されていますが、油汚れや焦げ付きは落としにくい場合があります。こまめな清掃を心がけることで、庫内を清潔に保つことができます。上位機種にあるスチームクリーニング機能はありませんが、重曹水などを使って清掃することで、ある程度の汚れを落とすことが可能です。

コンベクション機能は搭載されていません。ヒーター式で加熱するため、食材によっては焼きムラが発生する可能性があります。特に、スポンジケーキやクッキーなど、均一な焼き上がりが求められるお菓子作りには不向きです。焼きムラを抑えるためには、途中で食材の向きを変えるなどの工夫が必要です。上位機種にあるコンベクション機能と比較すると、仕上がりに差が出ることは否めませんが、価格を考慮すれば許容範囲と言えるでしょう。