
ORICO ORICO O7000 2TB NVMe SSD
の評価
商品概要
ORICO O7000 2TB NVMe SSDは、最新のPCIe Gen 4x4インターフェイスに対応し、最大読み込み速度7000MB/s、最大書き込み速度6500MB/sという高速なデータ転送が可能です。新世代の3D QLC NANDフラッシュメモリとHMB+SLCキャッシュ機能を搭載し、起動時間やアプリケーション、ゲームのロード時間を大幅に短縮します。効率的な放熱設計のためにヒートシンクが付属しており、高負荷時でも安定した性能を維持できます。また、MTBF 150万時間、2TBモデルで1200TBWの高い耐久性を持ち、メーカー5年保証も付帯しているため、比較的安心して使用できる製品です。PS5での動作確認も取れており、対応ゲーム機やPCのストレージ拡張に適しています。
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商品スペック
サイズ・重量
機能一覧
SSDのデータを一時的に保存する領域を持ち、データの読み書きを高速化する機能です。これにより、パソコンの起動やアプリケーションの立ち上げが速くなります。頻繁にアクセスするデータをキャッシュに保存することで、体感速度を向上させます。
このSSDは「HMB+SLCキャッシュ」という技術でデータの読み書きを高速化しています。これは、SSDの一部を高速なSLCモードとして使用したり、パソコンのメモリ(RAM)をキャッシュとして利用したりする仕組みです。これにより、小さなデータの読み書きや、キャッシュ容量内のデータ操作が非常に速くなります。ただし、大容量のデータを連続して書き込むと、このキャッシュ領域を使い切り、その後の書き込み速度が大きく低下することがあります。日常的な使用やゲームのロードなどでは高速性を体感しやすいですが、動画編集などで大量のデータを継続的に書き込む場合は注意が必要です。
SSDの各部位の温度を監視し、高温になると性能を抑えて製品の破損を防ぐ機能です。長時間の使用や高負荷な作業時でも、SSDを安全に使い続けることができます。内部温度上昇による性能低下を抑制します。
高速なSSDは、データの読み書き中に熱を多く発生します。特に高負荷な作業を長時間続けると、温度が上がりすぎてしまい、SSDの性能が落ちたり、故障の原因になったりすることがあります。この製品は内部に温度センサーを持っており、温度が高くなりすぎると自動的に性能を調整(サーマルスロットリング)して、SSDを保護する機能があります。また、付属のヒートシンクも温度上昇を抑えるのに役立ちます。スタッフのテストでも温度が安定している報告がありましたが、PCケース内の通気性なども影響するため、適切な冷却環境で使用することが重要です。
SSDの寿命を延ばすために、データの書き込み場所を均等にする機能です。特定の場所に偏った書き込みを防ぎ、SSDの寿命を最大限に引き延ばします。長く安心してSSDを使用できます。
SSDはNANDフラッシュメモリにデータを書き込みますが、同じ場所に繰り返し書き込むと、そのセルの寿命が早く来てしまいます。ウェアレベリング機能は、データの書き込み場所をSSD全体に均等に分散させることで、特定のセルだけが早く劣化するのを防ぎ、SSD全体の寿命を長く保つための基本的な機能です。特にQLCのように1セルあたりの書き換え回数に制限があるNANDタイプの場合、この機能が重要になります。製品情報に「不良ブロック管理」と記載があることから、ウェアレベリング機能も搭載されていると考えられます。これにより、SSDをより長く安定して使用することが期待できます。
SSDのデータエラーを自動で検出し、修正する機能です。読み書き中に発生する可能性のあるエラーを修正し、データの安全性を高めます。大切なデータを安心して保存できます。
SSDにデータを読み書きする際、ごく稀にデータの誤り(エラー)が発生することがあります。エラー訂正機能(ECC: Error Correction Codeなど)は、このようなエラーを自動的に検出し、修正することで、保存されているデータの正確性を保つための重要な機能です。SSDは非常に高速にデータをやり取りするため、エラーが発生しないようにするための様々な技術が組み込まれています。この機能が搭載されていることで、大切なデータが破損するリスクを減らし、安心してSSDを利用することができます。製品情報に直接の記載はありませんが、現代のSSDでは標準的に搭載されている機能です。
SSDの動作状態や寿命に関する情報を確認できる機能です。専用のソフトウェアで、SSDの健康状態や残りの寿命を把握できます。故障の予兆を早期に発見できます。
S.M.A.R.T.(Self-Monitoring, Analysis and Reporting Technology)機能は、SSDの内部状態を監視し、温度や書き込み量、エラー発生率など、様々な情報を記録・報告する機能です。専用のツールやソフトウェアを使うことで、これらの情報を確認し、SSDの「健康状態」や残りの寿命をある程度予測することができます。これにより、SSDの故障の兆候を早期に発見し、データが失われる前にバックアップを取るなどの対策を講じることが可能になります。製品情報に直接の記載はありませんが、多くのSSDに搭載されている自己診断機能です。
SSDのデータを暗号化することで、不正なアクセスからデータを保護する機能です。万が一、SSDを紛失した場合でも、第三者によるデータの読み取りを防ぎます。個人情報や機密情報を安全に保管できます。
一部のSSDには、保存されているデータを自動的に暗号化する機能が搭載されています。これにより、万が一SSDを紛失したり盗難されたりした場合でも、第三者が中のデータを読み取ることが非常に難しくなります。しかし、この製品の仕様には、このようなハードウェアレベルの暗号化機能に関する記述がありません。ビジネス用途で高いセキュリティが求められる場合や、個人情報などの機密データを扱う場合は、OSの機能によるソフトウェア暗号化などを別途利用する必要があります。製品情報を見る限り、このSSD単体では暗号化機能は利用できないと考えられます。
SHOPSTAFFによる評価スコア
ORICO O7000 2TB NVMe SSDは、PCIe Gen4対応の高速SSDを手頃な価格で手に入れたいユーザー向けの製品です。公称値のシーケンシャル速度は非常に高く、特に大容量ファイルの読み書きやゲームのロード時間短縮に効果を発揮します。スタッフレビューでも起動や動作の高速化、コスパの良さが評価されています。ただし、NANDタイプがQLCとみられ、スタッフテストではランダム性能が公称値より低い傾向が見られました。また、高負荷時のキャッシュ切れによる速度低下の可能性や、大手メーカーに比べたブランドの信頼性については考慮が必要です。日常的な使用やゲームストレージとしては十分な性能を持ちますが、極めて高いランダム性能や耐久性を求めるプロフェッショナル用途には向かない可能性があります。
ブランド・メーカー詳細
おすすめのポイント
- 価格に対して高速なシーケンシャル性能
- ヒートシンク標準付属
- PS5での動作が確認されている
- コストパフォーマンスが高い
注意点
- PS5に取り付ける際は付属ヒートシンクの金属部分を取り外す必要がある
- QLC NANDのため、キャッシュ切れによる速度低下が発生する可能性がある
- ランダム性能が公称値より低い場合がある
- マザーボードにM.2ヒートシンクがない場合は別途冷却対策が必要な場合がある
おすすめな人
- 予算を抑えてNVMe Gen4 SSDを導入したいユーザー
- ゲームのロード時間を短縮したいゲーマー
- 大容量のデータを保存・転送する頻度が高いユーザー
- SATA SSDからのアップグレードを検討しているユーザー
おすすめできない人
- 極めて高いランダム性能を必要とするプロフェッショナルユーザー
- 頻繁に大量のデータを連続で書き換えるヘビーユーザー
- 最高レベルの耐久性(TBW)を求めるユーザー
- 信頼性を最優先し、大手メーカーの製品以外は避けたいユーザー
おすすめの利用シーン
- PCのシステムドライブとしての使用
- ゲームデータのインストール先
- 大容量ファイルの保管・一時作業領域
- PS5の拡張ストレージ
非推奨な利用シーン
- データベース運用など、高いランダム性能と書き換え耐久性が求められる用途
- 大量のファイルを連続で頻繁に書き換える高負荷な作業
よくある質問(Q&A)
Q.このSSDはPlayStation 5で使用できますか?
Q.このSSDの読み書き速度はどれくらいですか?
Q.付属のヒートシンクは効果がありますか?
Q.このSSDの耐久性はどのくらいですか?
Q.SSDの容量がカタログスペックより少なく表示されるのはなぜですか?
Q.新しいSSDをパソコンに接続しても認識されない場合はどうすればいいですか?
Q.購入後に問題があった場合のサポートはどうなっていますか?
Q.大容量のデータ転送を頻繁に行っても速度は維持されますか?
SHOPSTAFF 評価ランキング
KIOXIA初のヒートシンク搭載Gen4 NVMe SSD。PS5対応、最大読込6,200MB/s、容量2TB。
容量 | 2 TB | フォームファクタ | M.2 2280 with Heatsink |
インターフェース | PCIe Gen 4.0 x4 | シーケンシャル読込速度(目安) | 6200 MB/s |
シーケンシャル書込速度(目安) | 4900 MB/s | NANDフラッシュタイプ | 国産BiCS FLASH TLC |
本体寸法(幅×高さ×奥行) | 24.70 mm x 11.20 mm x 80.65 mm |
Samsung 990 PRO ヒートシンクモデル 2TBは、PS5動作確認済みの高性能NVMe M.2 SSDです。PCIe 4.0対応で最大読出7,450MB/秒、書込6,900MB/秒の高速転送を実現。ヒートシンク搭載で熱対策も万全。
容量 | 2 TB | フォームファクタ | M.2 2280 |
インターフェース | PCIe Gen 4.0 x4 | シーケンシャル読込速度 | 7450 MB/秒 |
シーケンシャル書込速度 | 6900 MB/秒 | ランダム読込速度 | 1400000 IOPS |
ランダム書込速度 | 1550000 IOPS | NANDフラッシュタイプ | Samsung V-NAND TLC |
MTBF | - 時間 | TBW | 1200 TB |
WD BLACK SN850Xは、PS5動作確認済みのヒートシンク搭載M.2 NVMe SSD 2TBモデルです。PCIe Gen4x4対応で最大読み込み7300MB/s、書き込み6600MB/sの高速性能を実現。ゲーミングやクリエイティブ作業に最適です。
容量 | 2 TB | フォームファクタ | M.2 2280 |
インターフェース | PCIe Gen4 x4 | シーケンシャル読込速度 | 7300 MB/秒 |
シーケンシャル書込速度 | 6600 MB/秒 | ランダム読込速度 | 1200000 IOPS |
ランダム書込速度 | 1100000 IOPS | NANDフラッシュタイプ | 不明 |
MTBF | 該当情報なし 時間 | TBW | 1200 TB |
Acer Predator GM7000 ヒートシンクモデルは、PS5/PS5 ProおよびゲーミングPC向けの超高速M.2 SSDです。PCIe Gen4x4インターフェース、DRAMキャッシュ、TLC NANDを採用し、最大読み込み7400MB/s、書き込み6700MB/sを実現。付属ヒートシンクで放熱性も高く、高負荷時も安定した性能を発揮。容量不足解消と快適なゲーム体験を提供します。
容量 | 2 TB | フォームファクタ | M.2 2280 |
インターフェース | PCIe Gen 4.0 x4 | シーケンシャル読込速度 | 7400 MB/秒 |
シーケンシャル書込速度 | 6700 MB/秒 | ランダム読込速度 | 1350000 IOPS |
ランダム書込速度 | 1350000 IOPS | NANDフラッシュタイプ | TLC |
MTBF | - 時間 | TBW | 1500 TB |
Lexar
Lexar SSD PCIe Gen4x4 M.2 NVMe 2280 グラフェン放熱シート搭載 PS5動作確認済み R:7400MB/s W:6500MB/s NM790 高耐久3D NAND 国内正規品 メーカー5年保証 2TB
¥21,500(税込)2025-06-05 時点でのAmazonの価格です
PCIe Gen4x4対応で最大読込7400MB/s、書込6500MB/sの高速M.2 NVMe SSD。PS5動作確認済み、2TB容量、グラフェン放熱シート搭載。
容量 | 2 TB | フォームファクタ | M.2 2280 |
インターフェース | PCIe Gen 4.0 x4 | シーケンシャル読込速度 | 7400 MB/秒 |
シーケンシャル書込速度 | 6500 MB/秒 | ランダム読込速度 | 1000000 IOPS |
ランダム書込速度 | 900000 IOPS | NANDフラッシュタイプ | TLC |
MTBF | 1500000 時間 | TBW | 1500 TB |