KRT KRT FQ508M シュレッダー

用紙を投入口に入れると自動的に細断を開始するオートスタート機能を搭載しています。これにより、手動で電源を入れる手間が省け、スムーズに作業を開始できます。連続して書類を処理する際に特に便利で、作業効率の向上に貢献します。細断が終了すると自動的に停止するため、無駄な電力消費も抑えられます。

ダストボックスに透明窓が設けられており、細断くずの量を視覚的に確認することができます。これにより、ゴミが満杯になる前に捨て時を判断できますが、自動で運転を停止する満杯センサー機能は搭載されていません。そのため、ゴミが溢れるのを防ぐためには、定期的に窓を確認する必要があります。

紙詰まりが発生した場合に自動的にカッターが逆回転するオートリバース機能を搭載しています。これにより、紙詰まりによる機械の損傷を防ぎ、手動で紙を取り除く手間を省くことができます。細断能力以上の紙を投入してしまった際にも、この機能が作動することで、スムーズな復旧をサポートし、作業の中断を最小限に抑えます。

本製品は4x18mmのクロスカット方式を採用しており、マイクロカット機能は搭載していません。クロスカットでも十分なセキュリティレベルを提供しますが、より高い機密性を求める場合や、細断くずの容積をさらに減らしたい場合には、マイクロカット方式の製品を検討することをおすすめします。

紙だけでなく、クレジットカードやホッチキス針、クリップを付けたままの書類も細断可能です。これにより、書類の準備にかかる手間を省き、様々な種類の機密情報をまとめて処分できます。ただし、CDやDVDなどの光学メディアの細断には対応していないため、それらのメディアを処分する際は別の方法を検討する必要があります。

製品情報には60dB静音設計と記載されていますが、実際の騒音レベルは約65dBとされており、スタッフの評価では「静音の割には稼働音はうるさい」という声が複数見られます。完全に静音とは言えないものの、一般的なシュレッダーの中では比較的抑えられた設計を目指していると考えられます。しかし、静かな環境での使用を重視する場合には、事前に作動音を確認することをおすすめします。