OKP Life K5B ロボット掃除機

部屋の掃除経路や面積、掃除時間の履歴を確認できるマッピング機能は搭載されています。しかし、アプリ上で特定の部屋やエリアを指定して掃除させたり、進入禁止エリアを設定したりする高度なマッピング機能には対応していません。そのため、部屋の構造を学習して最適なルートを生成するような、より複雑な清掃管理はできません。主に、部屋全体をランダムまたは弓形モードで掃除する用途に適しています。

専用のスマートフォンアプリ「OKPアプリ」を通じて、掃除の開始・停止、清掃モードの選択、吸引力の調整、掃除スケジュールの設定、アラートの受信、清掃状況の確認が可能です。Amazon AlexaやGoogle Assistantといった音声アシスタントにも対応しており、音声コマンドでの操作も行えます。これにより、外出先からでも手軽に掃除をコントロールでき、利便性が向上します。

15mmまでの段差を乗り越えることが可能です。これにより、フローリングと薄手のカーペットの間や、敷居などの小さな段差をスムーズに移動し、部屋の隅々まで掃除を行うことができます。ただし、厚手のカーペットや2cmを超えるような高い段差には対応していないため、使用環境によっては手動での移動が必要になる場合があります。

アプリ上で特定のエリアを進入禁止に設定する機能は搭載されていません。そのため、ペットの餌場や子供のおもちゃスペースなど、掃除してほしくない場所がある場合は、物理的な障害物（バーチャルウォールなど）を設置するか、手動でロボット掃除機を移動させる必要があります。この機能がないため、掃除の自由度や安全性は限定的になります。

バッテリー残量が少なくなると、自動的に充電ステーションに戻り、充電を開始します。これにより、ユーザーが手動で充電する手間が省け、常にロボット掃除機が次の清掃に備えている状態を保てます。充電ステーションの近くに障害物や光を反射する物体がないように設置することで、スムーズな自動帰還が可能です。

本製品には、掃除機本体のダストボックスからゴミを自動で収集する機能は搭載されていません。そのため、ダストボックスがいっぱいになった際には、ユーザーが手動でゴミを捨てる必要があります。500mlのダストボックス容量は比較的大きいですが、ゴミ捨ての手間を完全に省きたい場合は、自動ゴミ収集機能付きのモデルを検討することをおすすめします。