Lamzu Lamzu Thorn LAMZU-00005-CBLK

本製品はメインの左右クリック、スクロールホイールクリック、そして2つのサイドボタンを含む計6つのボタンを搭載しています。これらのボタンは専用のソフトウェア（Lamzu公式サイトから入手可能と推測されます）を使用することで、ゲーム内のアクションやキーボード操作、マクロなどを割り当ててカスタマイズすることが可能です。G502 Lightspeedのような多数のボタンを備えているわけではありませんが、FPSや一般的なゲームプレイに必要な基本的な機能割り当てには十分対応できるボタン数とカスタマイズ性を備えています。

Lamzu Thornは、製品の最大の特徴である超軽量設計（52g）を実現するために、内部構造をシンプルにしています。そのため、G502 Lightspeedのように重量を追加したり、マウスの重心バランスを調整したりするためのウェイト機能は搭載されていません。本製品は最初から最大限に軽量化された状態で提供されるため、マウスの重さを自分の好みに合わせて微調整したいユーザーには適していません。軽量であること自体を重視するユーザー向けの設計思想に基づいています。

製品情報や商品画像を見る限り、Lamzu Thorn Charcoal Blackモデルには派手なRGB LEDイルミネーション機能は搭載されていないようです。ゲーミングデバイスによく見られるロゴやスクロールホイールのライティングなどは見られません。これは、本体重量を極限まで軽量化するための設計や、バッテリー消費を抑えるための意図があると考えられます。見た目のカスタマイズよりも、パフォーマンスと機能性を優先したモデルと言えます。デスク周りを光らせたいユーザーには不向きですが、シンプルな外観を好むユーザーには適しています。

Lamzu製マウスは通常、専用ソフトウェアを通じてDPI設定やボタン割り当て、ポーリングレートなどの詳細設定を行うことができます。多くのゲーミングマウスと同様に、このソフトウェアで複数の設定プロファイルを作成し、ゲームやアプリケーションごとに最適な設定を保存しておくことが可能であると推測されます。ただし、マウス本体に複数のプロファイルを保存しておき、ソフトウェアなしで切り替えるオンボードメモリ機能の有無は、提供された情報からは明確に判断できませんでした。ソフトウェアを使用すれば設定管理は可能です。

本製品は、付属のUSBレシーバーをPCに接続することで、ケーブルなしでマウスを操作できるワイヤレス接続に対応しています。これにより、マウスを動かす際にケーブルが引っかかることによる煩わしさがなくなり、特に素早いマウス操作が求められるゲームにおいて、自由で快適なエイムを実現します。レポートレート1000Hzの高速通信により、有線マウスと遜色ない低遅延でのプレイが可能であり、さらに別売りの4Kワイヤレスアダプターを使用すれば、対応ゲームでより高い応答性を体験することも可能です。バッテリー内蔵で、定期的な充電が必要です。

Lamzu Thornはワイヤレスマウスですが、Logitech G502 Lightspeedが対応するPOWERPLAYのような常時充電システムや、専用の充電ドックは付属していません。バッテリーを充電するには、付属または市販のUSB Type-Cケーブルをマウス本体に接続して充電する必要があります。これは一般的なワイヤレスマウスの充電方式です。使用しないときやゲームプレイの合間にケーブルを接続して充電する必要がありますが、充電ケーブルは汎用性が高く、他のデバイスと兼用できるメリットもあります。