XAMMUE ONEXGPU eGPU グラフィックカード ドック拡張カード Radeon RX 7600M XT 8GB GDDR6 RDNA3アーキテクチャ M.2 2280 Oculink Thunderbolt 3 and 4

商品概要に「USB-C4.0経由で100Wのノートパソコン充電が可能」と記載されており、付属の330W GaN充電器を使用して接続された対応ノートPCに最大100WのPower Delivery充電が可能です。これにより、Thunderbolt 3/4またはUSB 4ポート経由でeGPUを使用しながら、同時にノートPCのバッテリーを充電することができます。デスク周りの配線をシンプルにしたいユーザーや、バッテリー残量を気にせず長時間の作業やゲームを行いたい場合に便利な機能です。

本体にUSB-A 3.2ポートが2つ、RJ45 Ethernetポートが1つ搭載されています。これにより、キーボード、マウス、外付けストレージなどのUSB機器や有線ネットワークに接続できます。さらに、M.2 2280 PCIe 3.0 SSD用の拡張スロットも備えており、最大4TBのSSDを増設可能です。これらのポートとスロットにより、ノートPC単体では不足しがちな接続性を補い、eGPUを高性能なドックとしても活用できます。

この製品はAMD Radeon RX 7600M XT GPUが本体に内蔵されている一体型モデルです。一般的なeGPUエンクロージャーとは異なり、ユーザーが市販のグラフィックカードを自由に選んで内部に搭載したり、後から別のカードに交換したりする機能はありません。購入時に組み込まれているGPUで固定となるため、将来的にグラフィック性能のさらなる向上を目指す場合には、製品全体を買い替える必要があります。

HDMI 2.1出力ポートが2つ（各4K/60Hz対応）、DisplayPort 2.0出力ポートが2つ（各4K/120Hz対応）搭載されており、合計で最大4台の外部ディスプレイを接続できます。これにより、ノートPCの内蔵ディスプレイを含めると最大5画面でのマルチディスプレイ環境を構築可能です。高解像度や高リフレッシュレートでの表示に対応しており、ゲームや動画編集、複数の資料を参照しながらの作業など、広い作業領域が必要な用途で非常に有効です。

商品情報には静音設計に関する具体的な記載は見られません。小型のアルミニウム合金筐体に最大120W TDPの内蔵GPUを搭載しているため、グラフィック負荷が高い状態が続くと、GPUや筐体内の冷却ファンが高速で回転し、それなりの動作音が発生することが予想されます。特にパフォーマンスを向上させるターボモード（120W TDP）では、騒音が大きくなる可能性があります。静かな環境での使用を優先するユーザーは、事前に製品の動作音について確認することをお勧めします。

本体の外観に関する情報や画像からは、Razer Core X ChromaのようなRGBライティングなどのイルミネーション機能が搭載されている様子は見られません。この製品は、機能性や携帯性を重視したシンプルなデザインであると考えられます。デスク周りを鮮やかに飾りたい、ゲーミングデバイスらしい光の演出を楽しみたいといったユーザーにとっては、この点は物足りなく感じる可能性があります。