VGN Dragonfly F1 Pro Max White

基本的なボタンマッピング機能は専用ソフトウェア「VGN HUB」で設定可能です。左右クリック、サイドボタン、DPIボタンなど、搭載されているボタンに任意の機能を割り当てることができます。複雑なマクロも設定可能ですが、上位モデルに搭載されているような特殊な追加ボタンや、より高度なマクロ言語（例：Luaスクリプト）には対応していません。基本的なカスタマイズには十分な機能を持っています。

本製品は55gという超軽量設計を最大の特徴としており、ウェイト調整機能は搭載されていません。この軽さを追求したモデルのため、ユーザー側で重量を変更することはできません。様々な重量を試したいユーザーや、重めのマウスを好むユーザーには適しませんが、最初から軽量マウスを求めているユーザーには最適な選択肢となります。

製品情報や画像を見る限り、LEDイルミネーション機能は搭載されていないシンプルなデザインのマウスです。RGBライティングによる装飾や、ゲームとの連動機能はありません。見た目の派手さよりも、軽量性や性能を重視した設計となっています。デスク周りの見た目をシンプルにしたいユーザーや、イルミネーション機能を必要としないユーザーに適しています。

専用ソフトウェア「VGN HUB」で複数の設定プロファイルを作成し、マウス本体に保存できるオンボードメモリ機能を搭載していると想定されます。これにより、ソフトウェアがインストールされていない別のPCでも、マウス本体に保存した設定（DPI、ボタン割り当てなど）を呼び出して使用可能です。ただし、アプリケーションの起動に合わせてプロファイルを自動で切り替える機能はないようです。

2.4GHz帯を使用する独自のSmart Speedワイヤレス技術により、非常に低遅延で安定した無線接続を実現しています。レポートレートは標準で1000Hzに対応し、有線接続と遜色ない応答速度を提供します。ケーブルの煩わしさから解放され、広範囲かつ自由なマウス操作が可能です。付属のUSBレシーバーを使用してPCと接続します。

本製品には専用の充電ドックは付属していません。充電は付属のUSBケーブルを使用して行います。上位モデルの一部に見られるような、マウスを置くだけで充電できる便利な専用ドックや、LogitechのPOWERPLAYのような常時ワイヤレス充電システムには対応していません。充電の際は直接ケーブルをマウスに接続する必要があります。