BenQ BenQ ZOWIE U2 ワイヤレスゲーミングマウス

BenQ ZOWIE U2は合計7個のボタンを搭載しています。メインの左右クリック、ホイール、サイドボタン2つ、そしてマウス底面にDPIボタン、ポーリングレートボタン、LOD（リフトオフディスタンス）/クリックレスポンスタイム/モーションシンク調整ボタンがあります。ソフトウェアは不要で、これらの底面ボタン操作により基本的な設定（DPI、ポーリングレートなど）を変更できます。ロジクールG HUBのような詳細なボタン割り当てやマクロ設定機能はありませんが、ゲームプレイに必要な最低限の設定変更は可能です。サイドボタンは親指で押しやすいように設計されています。

本製品は約60gの固定重量であり、マウス本体にウェイトを追加したり取り外したりして重量やバランスを調整する機能は搭載されていません。軽量なマウスを好むユーザーには適していますが、マウスの重さを自分好みに微調整したいユーザーには不向きです。約60gという重量は近年の軽量マウスとしては標準的な範囲と言えます。

本製品は、バッテリー残量などを表示するためのシンプルなLEDインジケーターは搭載していますが、派手な装飾用のRGBライティング機能は備えていません。ゲーミング環境の雰囲気を光で演出したいユーザーや、他のデバイスとライティングを同期させたいユーザーには向いていません。シンプルで機能性を重視したデザインとなっています。

本製品はドライバーのインストールが不要で、マウス底面のボタン操作のみでDPI、ポーリングレート、LOD、クリックレスポンスタイム、モーションシンクといった設定を変更できます。これにより、どのPCに接続してもすぐに慣れた設定で使用開始できます。複数の詳細な設定プロファイルをマウス本体に保存し、ゲームごとに切り替えるといった機能の有無は不明確ですが、ドライバー不要で基本的な設定が本体で完結する点は利便性が高いです。

本製品はワイヤレス接続に対応しています。付属のエンハンストワイヤレスレシーバーを使用することでPCと無線で接続し、ケーブルの煩わしさなく自由にマウスを操作できます。独自のワイヤレス技術により、信号干渉を低減し、ゲーム中の安定した接続性を実現していると謳われています。レポートレートは最大1000Hzに対応しており、応答速度もゲームプレイに十分なレベルです。

付属のエンハンストワイヤレスレシーバーは、ワイヤレス接続の安定性を高めるだけでなく、マウスの充電ドックとしても機能します。ゲーム終了後などにマウスをレシーバーの上に置くだけで簡単に充電が開始されるため、ケーブルを接続する手間がなく、バッテリー切れの心配を軽減できます。この「置くだけ充電」機能は、本製品の大きな利便性の一つです。