Ninjutso Ninjutso Sora V2 nj-sora-v2-white

7ボタン搭載。専用ソフトウェアでカスタマイズ可能と考えられますが、スタッフレビューでソフトウェア接続の不具合が報告されており、安定性に懸念があります。全てのボタンが自由に割り当てられるか、マクロ機能の詳細は不明です。多ボタンマウスほどではありませんが、基本的なカスタマイズは可能と思われます。これにより、よく使うゲーム内アクションなどをマウスに割り当て、素早い操作が可能になります。ただし、ソフトウェアが安定しない場合は設定の変更や維持が難しくなる可能性があります。

公称39g±2gという極めて軽量な設計ですが、付属のウェイト等による重量調整機能は搭載されていません。一度購入すると、その固定された重さで使用する必要があります。これは、極限の軽さを追求した設計思想によるものと考えられます。重さのカスタマイズ性を求めるユーザーには不向きです。軽量マウスに慣れている方や、とにかく軽いマウスを求める方には問題ありませんが、重さを調整して操作感を最適化したい場合は、他のマウスを検討する必要があります。

製品情報やスペックリストにLEDライティングに関する記載がありません。そのため、視覚的なカスタマイズやデスク環境の演出に役立つLEDイルミネーション機能は搭載されていない可能性が高いです。シンプルで軽量なデザインを優先していると考えられます。RGBライティングによる電力消費がないため、バッテリー持続時間には貢献する可能性があります。派手なライティングでゲーム環境を彩りたい方には物足りない機能です。

ソフトウェアによるDPI等の設定変更が可能である旨が示唆されていますが、マウス本体に複数のプロファイルを保存し、ボタンで切り替えるオンボードメモリ機能については明確な記載がありません。また、スタッフレビューでソフトウェアの接続不具合が報告されており、安定した設定管理ができるかは不透明です。ソフトウェアが正常に動作すればプロファイル管理は可能と思われますが、マウス本体のみで設定を持ち運ぶ用途には適さない可能性があります。

Ninjutso独自の「SnappyFireワイヤレス」技術を採用しており、低遅延かつスムーズなトラッキングを謳っています。標準で1000Hzのレポートレートに対応し、有線接続と遜色ない応答速度を提供します。さらに、別売りの8000Hz対応レシーバーを使用することで、理論上さらに低遅延かつ滑らかな操作が可能になります。ケーブルレスで自由な操作が可能ですが、使用環境による安定性への影響は考慮が必要です。煩わしいケーブルから解放され、広々とマウスを動かせるメリットがあります。

充電は付属のUSB-Cケーブルを使用して行う方式であり、Logitech G502 Lightspeedのような専用のワイヤレス充電ドックやシステム（POWERPLAYなど）には対応していません。使用しない際にはケーブルを接続して充電する必要があります。デスク周りを完全にケーブルレスにしたい場合は、都度ケーブルを挿す手間が発生します。充電中は有線マウスとして使用できる場合が多いですが、常にケーブルを挿さずに使用したい場合は、定期的なケーブル充電が必要です。