バッファロー SSD-PST1.0U3BA

SecureLock Mobile2ソフトウェアによるAES 256bit方式の暗号化に対応しています。これにより、万が一SSDを紛失したり盗難に遭ったりした場合でも、保存されたデータが不正にアクセスされるリスクを低減できます。パスワードを設定することで、機密性の高い情報やプライベートな写真などを安全に保護することが可能です。ソフトウェア方式のため、ハードウェア暗号化に比べて若干の処理負荷がかかる可能性がありますが、一般的なセキュリティニーズには十分対応できます。

商品情報には耐衝撃性に関する具体的な記載がありません。非常に小型軽量であるため、落下や強い衝撃に対しては注意が必要です。持ち運びの際には、衝撃を吸収するケースに入れるなど、物理的な保護対策を講じることをお勧めします。SSDはHDDに比べて衝撃に強い特性がありますが、本製品が特に耐衝撃設計を施しているわけではないため、取り扱いには慎重さが求められます。

バッファロー独自のユーティリティー「みまもり合図」に対応しており、SSDの健康状態を監視できます。これにより、SSDの寿命や異常を早期に検知し、データが失われる前にバックアップなどの対策を講じることが可能です。大切なデータを安全に長く使い続けたいユーザーにとって、非常に有用な機能と言えるでしょう。WindowsとMacの両方に対応しています。

複数のユーザーでSSDを共有する際のアクセス権設定に関する機能は、商品情報に明記されていません。ただし、SecureLock Mobile2による暗号化機能を利用することで、パスワードを知らないユーザーからの不正なアクセスを防ぐことは可能です。特定のファイルやフォルダ単位での詳細なアクセス制限を求める場合は、OSの機能や別途ソフトウェアを利用する必要があります。

Windows向けユーティリティーとして「データ消去ユーティリティ」が提供されており、SSDに保存されたデータを完全に消去することが可能です。これにより、SSDを廃棄したり他人に譲渡したりする際に、個人情報や機密情報が漏洩するリスクを排除できます。安心してSSDを手放したい方や、セキュリティ意識の高い方にとって、非常に重要な機能です。

Windows向けには「DiskFormatter2」、Mac向けには「DiskFormatter for Mac」というユーティリティーが提供されており、これらを利用してSSDのフォーマットやパーティション分割を行うことが可能です。OSとデータを別々のパーティションに保存したり、用途に応じて複数の領域に分けたりすることで、データの管理をより効率的に行えます。PCの利用状況に合わせて柔軟にストレージをカスタマイズしたいユーザーに適しています。