lakivi HDMI 無線化 ワイヤレス 送受信機セット

本製品の基本的な機能です。送信機をPCやカメラに、受信機をテレビやプロジェクターに接続し給電することで、HDMIケーブルを使わずに映像と音声を無線で伝送できます。最大1080PフルHD解像度に対応し、2.4GHz/5GHzのデュアルバンドを利用して最大30mの距離まで伝送可能です。煩わしい配線から解放され、部屋をすっきりさせたり、一時的に別の場所で画面を表示したい場合に非常に便利です。スタッフレビューでも、配線が不要になり設置の自由度が増したという声が多く見られます。

製品概要や他のモデルとの比較表で「超低遅延」「<0.1s」と記載されており、ワイヤレス伝送時の映像遅延を最小限に抑える工夫がされています。一般的な動画視聴やウェブブラウジング、ビジネス用途などであれば、遅延をほとんど意識することなく使用できます。スタッフレビューでも、日常的な使用や検証用途では遅延が気にならないという意見がある一方、シビアなアクションゲームには向かない可能性も指摘されています。完全にゼロ遅延ではありませんが、ワイヤレスとしては優れた低遅延性能を備えています。

本製品は基本的に1対1の接続を想定しており、複数のHDMI入力ソースを切り替えるセレクター機能は搭載されていません。複数の機器（例：PCとゲーム機）をワイヤレスで表示したい場合は、機器ごとに送信機を用意するか、送信機の手前にHDMIセレクターを別途接続する必要があります。送信機のボタンを押すことで、接続されている機器の画面をワンタッチで切断/回復するプライバシーモード機能はありますが、これは入力ソースの切り替え機能とは異なります。シンプルに一つの機器の映像を無線で飛ばしたい場合に適しています。

本製品の最大の特長の一つです。送信機と受信機をそれぞれ機器に接続し、給電するだけで自動的にペアリングが行われ、画面が表示される「プラグアンドプレイ」方式を採用しています。事前の複雑な設定や、Wi-Fiネットワークへの接続、専用アプリのインストールなどは一切不要です。これにより、機械が苦手な方や、すぐにワイヤレス化したいユーザーでも迷わず簡単に使い始めることができます。スタッフレビューでも「挿すだけ」「設定不要」「簡単接続」といった声が多く、評価の高い点です。

製品仕様として最大30mの無線伝送距離を謳っています。これは一般的な家庭内での使用であれば、リビングから別の部屋のテレビへ、あるいは会議室の端からプロジェクターへなど、十分な距離をカバーできます。2.4GHzと5GHzのデュアルバンドに対応することで、電波干渉の影響を受けやすい環境でもある程度の安定性を保つことができます。スタッフレビューでも、壁を隔てた部屋への伝送に成功したという報告があります。ただし、実際の伝送距離は、壁の材質や他の電波状況によって変動する可能性があります。

2.4GHzと5GHzのデュアルバンドに対応していることから、使用環境の電波状況に応じて最適な周波数帯を自動的に選択し、安定した接続を維持する機能があると推測されます（製品情報に明記はされていませんが、デュアルバンド対応製品では一般的な機能です）。これにより、他のWi-Fi機器やBluetooth機器などが多い環境でも、電波干渉を避けて比較的安定した通信を行うことが期待できます。ただし、電波状況が極端に悪い場所や、厚い壁など物理的な障害物が多い場所では、通信が不安定になる可能性はあります。