Logicool G G515 LIGHTSPEED TKL G515-WL-LNBK

LIGHTSYNC RGBバックライトを搭載しており、Logicool G HUBソフトウェアを使用することで、約1,680万色の中からカラーやエフェクトをカスタマイズできます。ゲームや動画、音楽などのコンテンツと連動したライティングも可能です。ただし、キーキャップの文字部分の光り方にムラがあるというレビューも見られます。個々のキーに対する細かな設定は可能ですが、最上位機種と比較するとカスタマイズ性はやや劣ります。

Nキーロールオーバーに対応しており、複数のキーを同時に押しても正確に入力できます。これにより、FPSや格闘ゲームなど、複数のキーを同時に操作するゲームにおいて、意図した通りの操作が可能です。アンチゴースト機能も搭載されており、意図しないキー入力も防ぎます。ゲーミング用途においては必要十分な機能と言えるでしょう。

タクタイル（茶軸）とリニア（赤軸）の2種類のキーを選択可能です。ロープロファイルスイッチを採用しており、アクチュエーションポイントは1.3mmに設定されています。これにより、高速なキー入力を実現し、ゲーム中の反応速度を向上させます。滑らかな打鍵感で長時間のゲームプレイでも疲れにくいのが特徴です。ただし、OmniPointスイッチのようなアクチュエーションポイントの調整機能はありません。

Windowsキーロック機能を搭載しており、ゲーム中に誤ってWindowsキーを押してしまっても、ゲームが中断されることを防ぎます。Fnキーとの組み合わせで簡単にON/OFFを切り替え可能です。競技性の高いゲームをプレイする際には必須の機能と言えるでしょう。ソフトウェアLogicool G HUBで設定をカスタマイズできます。

Logicool G HUBソフトウェアを使用することで、キーボードの各キーにマクロを登録できます。複雑なコマンドや操作をワンキーで実行できるため、MMORPGやRTSなど、繰り返し行う操作が多いゲームで非常に便利です。1つのキーに最大15個のプログラム設定が可能です。ただし、最上位機種と比較すると、マクロ機能のカスタマイズ性はやや劣ります。

USBパススルー機能は搭載されていません。キーボード本体にUSBポートがないため、マウスやヘッドセットなどのUSBデバイスを接続することはできません。デスク周りの配線をすっきりと整理したい場合には、別途USBハブなどを用意する必要があります。