bonsaii ラミネーター a3 L318-A

本体の電源を自動的にオフにするオートパワーオフ機能は搭載されていません。ラミネート作業終了後は、手動で必ず電源をオフにする必要があります。うっかり電源を切り忘れてしまうと、不要な電力消費が発生したり、安全上のリスクにつながる可能性もあります。特にオフィスなどで複数の人が共有して使用する場合や、頻繁に電源のオン・オフを行う可能性がある場合は、電源の切り忘れに注意が必要です。

ラミネート中にフィルムが斜めに挿入されたり、紙詰まりが発生したりした場合に、ローラーを逆方向に回転させてフィルムを排出するリバース機能は搭載されていません。万が一フィルムが詰まってしまった場合は、「ABS機能」として搭載されているラミネート停止ボタンを押すことで、手動でフィルムを引き抜いて詰まりを解消することができます。これにより、大切な書類の破損リスクを減らせますが、リバース機能による自動排出より手間がかかる場合があります。

ラミネート加工時にラミネートフィルムを挟んで使用するキャリアシートが不要であるという記載は商品情報にありません。そのため、この製品を使用する際には、ラミネートフィルムの種類によってはキャリアシートが必要となる可能性があります。キャリアシートが必要な場合、準備の手間が増えるほか、ランニングコストとしてキャリアシート代がかかることも考慮する必要があります。手軽さを求める場合は、キャリアシート不要機能を搭載したモデルが便利です。

ラミネート作業中にローラーに付着する可能性のあるフィルムの糊カスなどを自動で除去するクリーニング機能は搭載されていません。ローラーが汚れると、ラミネートの仕上がりが悪くなったり、紙詰まりの原因となったりすることがあります。本製品を長く良い状態で使用するためには、定期的に手動でローラーを清掃するなど、適切なメンテナンスを行う必要があります。クリーニング機能があれば、より手軽にローラーを清潔に保つことができます。

本体のウォームアップ（予熱）が完了し、ラミネート可能な状態になったことを知らせるランプや音による表示機能についての記載は商品情報にありません。ウォームアップ時間は約3.5-4分とされていますが、正確にいつ作業を開始できるかを知るためには、時間経過で判断するか、テスト用紙などを使用する必要があるかもしれません。加工準備完了表示機能があれば、無駄な待ち時間をなくし、スムーズに作業を開始できます。