De'Longhi(デロンギ) エクレティカ 電気ケトル KBY1200J-BK

本製品には、お湯が沸騰したことを音で知らせる機能は搭載されていません。沸騰の確認は、ケトル本体のランプや沸騰音によって視覚的・聴覚的に判断する必要があります。キッチンから離れた場所で作業している場合や、聴覚に頼らずに沸騰を把握したい場合には、この機能がないことで不便を感じる可能性があります。沸騰お知らせ機能は、特に多忙な環境下での使い勝手を向上させる要素となります。

本製品の注ぎ口は、コーヒーのハンドドリップなどに適した細口タイプではありません。一般的な注ぎ口の形状をしており、お湯を勢いよく注ぐことには適していますが、湯量を細く一定に保つ繊細なコントロールは難しいでしょう。そのため、ドリップコーヒーを淹れる際に湯量を調整したい方や、お湯をゆっくりと注ぎたい方には不向きです。日常的なお茶やカップ麺など、素早くお湯を注ぐ用途には問題なく使用できます。

本製品は、本体が熱くなりにくい二重構造であるとの記載がありません。そのため、お湯が沸騰した直後や使用中は、ケトル本体の表面が高温になる可能性があります。小さなお子様がいるご家庭や、誤って本体に触れてしまうリスクを避けたい場合は、注意が必要です。使用後は本体が冷めるまで触らないようにするか、ミトンなどを使用することをおすすめします。二重構造は火傷のリスクを軽減し、安全性を高める機能です。

本製品には取り外し可能なフィルターが付属しており、注水時の異物混入を防ぎ、フィルター部分のお手入れは簡単です。しかし、ケトル内部全体が特別に清掃しやすい加工がされている、または広口で手を入れて洗いやすいといった具体的な記載はありません。一般的な電気ケトルと同様に、内部のカルキ汚れなどを定期的に清掃する必要があるでしょう。内部清掃のしやすさは、ケトルを清潔に保つ上で重要な要素です。