シャープ AQUOS sense9 SH-M29B-W

本モデルはIPX5/IPX8の防水性能とIP6Xの防塵性能を備えています。IPX5はあらゆる方向からの噴流水に耐え、IPX8は常温の水道水または清浄な水中で特定の条件下での継続的な沈水に耐えることを意味し、お風呂での使用も可能です。IP6Xは粉塵が内部に侵入しないレベルの防塵性能です。これにより、キッチンなどの水回りや屋外での使用、さらにはお風呂での動画視聴なども比較的安心して行えます。ただし、熱湯や石鹸水、海水などへの対応は保証されていませんので、あくまで真水での使用に限定し、過信は禁物です。

日本国内で広く普及しているおサイフケータイ（FeliCa）機能に対応しています。これにより、スマートフォンを駅の改札にかざして電車に乗ったり（Suica、PASMOなど）、対応する店舗で電子マネー（iD、QUICPay、WAON、nanacoなど）として支払いをしたりすることが可能です。財布を取り出す手間が省け、スムーズな移動や買い物を実現できます。また、マイナンバーカード機能（スマホ用電子証明書）にも対応しているため、行政サービスへのアクセスも便利になります。

nanoSIMとeSIMのデュアルSIMデュアルVoLTE（DSDV）に対応しています。これにより、物理的なnanoSIMカードと内蔵されたeSIMを組み合わせて、1台のスマートフォンで2つの電話番号や2つの通信事業者の回線を同時に利用できます。例えば、仕事用とプライベート用で番号を分けたり、音声通話は一方のキャリア、データ通信はもう一方のキャリアで契約するなど、用途や料金プランに合わせて柔軟に使い分けることが可能です。通信コストの最適化や利便性向上に役立ちます。

MicroSDXCカードスロットを搭載しており、最大1TBまでの外部ストレージに対応しています。本体の内蔵ストレージ（256GB）だけでは容量が足りなくなる場合に、MicroSDカードを追加することで、写真や動画、音楽ファイル、アプリなどのデータをさらに大量に保存できます。特に高画質で容量の大きい写真や動画を頻繁に撮影する方や、多くのアプリを入れたい方にとって、容量不足の心配を軽減できる非常に便利な機能です。外部ストレージにデータを逃がすことで、スマートフォンの動作を軽快に保つことも期待できます。

提供された製品情報にはFMラジオ受信機能に関する記載がありません。一般的に、日本のSIMフリースマートフォンではFMラジオチューナーを搭載しているモデルもありますが、本モデルが対応しているかどうかは製品情報からは確認できません。したがって、FMラジオ機能を重視される場合は、事前にメーカー公式サイトなどで仕様をご確認いただくことを推奨します。

従来の3.5mmイヤホンジャックは搭載されていません。有線イヤホンやヘッドホンを使用したい場合は、本体のUSB Type-Cポートに直接接続できるUSB-C対応イヤホンを使用するか、USB Type-Cから3.5mmへの変換アダプタを別途用意する必要があります。お気に入りの有線イヤホンをそのまま使いたい方や、充電しながら有線イヤホンを使いたい方（変換アダプタによる）は注意が必要です。Bluetoothイヤホンなどのワイヤレス接続は利用可能です。

USB Power Delivery (PD) Revision3.0規格に対応しており、最大36Wでの給電が可能です。これにより、本モデルから他のUSB機器（ワイヤレスイヤホンのケースや他のスマートフォンなど）へ有線で電力を供給する、いわゆるリバース充電機能を利用できると考えられます。外出先で他のデバイスのバッテリーが少なくなった際に、本モデルのバッテリーを分けて充電できるため、非常に便利です。ただし、給電される側の機器もUSB PDに対応している必要があります。

指紋認証機能に対応しています。提供情報からはセンサーの正確な位置（背面や側面、画面内など）は特定できませんが、指紋を登録しておくことで、パスワードやパターン入力なしに素早くスマートフォンのロックを解除したり、アプリの認証を行ったりできます。これにより、セキュリティを高めながらスマートフォンの操作性を向上させることができます。また、顔認証機能も搭載しているため、状況に応じて使い分けが可能です（例えばマスク着用時は指紋認証など）。