ONE XPLAYER ONEXGPU 日本国内版パッケージ ポータブルeGPU 外付けグラフィックボード

本製品はUSB4 Type-Cポート経由で最大100WのPD充電に対応しています。対応するノートPCやデバイスであれば、このeGPUに接続するだけでグラフィック性能の強化と同時に本体への給電が可能となり、別途電源アダプターを持ち運んだり、電源コンセントを複数使用したりする必要がなくなります。特にポートが限られるモバイル環境や、電源の少ない場所での使用時に便利な機能です。

USB 3.2 Type-Aポートを2つ、ギガビットEthernetポートを1つ、さらにM.2 2280 PCIe 3.0 SSD増設スロットを1つ搭載しています。これにより、PC本体の限られたポートを塞がずに、キーボード、マウス、外付けストレージ、有線ネットワークといった様々な周辺機器を接続できます。特にM.2 SSDスロットは、ゲームや大容量ファイルの保存場所として活用できる便利な拡張機能です。

本製品はAMD Radeon RX 7600M XTグラフィックスが筐体内部に固定で搭載されています。そのため、デスクトップPC用のグラフィックカードを別途購入して入れ替えたり、将来的に新しい高性能なGPUに交換したりすることはできません。搭載されているGPUの性能で固定となるため、購入前にその性能が自分の用途に適しているかを確認する必要があります。

HDMIポートを2つ、DisplayPortポートを2つ搭載しており、最大4台の外部ディスプレイへの同時出力に対応しています。これにより、ノートPC単体では実現できない高解像度・多画面環境を構築し、ゲームプレイの没入感を高めたり、クリエイティブ作業の効率を向上させたりすることが可能です。ビジネス用途での資料作成やデータ分析にも役立ちます。

本製品は空冷とベイパーチャンバーを組み合わせた冷却システムを採用しており、メーカーは静音性を謳っています。ファン回転数が70%時で45.9dB、100%稼働時で52.6dBと具体的な騒音レベルも示されています。これは比較的静かな部類に入りますが、スタッフレビューでは「ファンの音がすごい」というコメントもあり、小型筐体ゆえに高負荷時には一定の動作音が発生する可能性が示唆されます。完全に無音を求める場合は注意が必要です。

ゲーミングデバイスらしいRGBライトエフェクトを搭載しています。筐体の一部が鮮やかに発光し、視覚的なアクセントとなります。パフォーマンスに直接影響する機能ではありませんが、ゲーミング環境の雰囲気を盛り上げたいユーザーや、他の周辺機器とライティングを統一したいユーザーにとって魅力的な機能と言えるでしょう。