CICADA 段ボールストッカー スリム 大容量 薄型 段ボール ストッカー ダンボールストッカー 段ボールラック 壁際専用 省スペース EK-DBS01 (ダークグレー)

本製品は奥行き12.5cmという固定サイズで設計されており、幅や高さ、奥行きを調整する機能はありません。様々なサイズの段ボールに対応するにはある程度の柔軟性が必要ですが、この製品は特定の設置スペース（壁際など）に特化した薄さが特徴です。多くの種類の段ボールを収納する場合、サイズによっては立てかけにくい可能性も考慮する必要があります。設置場所のサイズを事前に確認し、製品のサイズが適合するか確認することが重要です。

ストッカーの内部には仕切りなどがなく、段ボールをまとめて収納するシンプルな構造です。そのため、種類別に段ボールを分けたり、新聞紙やその他の古紙と分けて保管したりする機能はありません。もし、古紙回収などで厳密な分別が必要な場合は、ストッカーに入れる前にご自身で仕分けをするか、収納方法を工夫する必要があります。一つの場所にまとめて入れておき、後でまとめて仕分けたいという方に向いています。

製品情報によると、「立てかけたまま紐で縛ることができる快適仕様」とあり、ストッカーに段ボールを収納した状態のまま、側面などの隙間を利用して紐を通し、まとめて縛る作業が可能です。これにより、かさばる段ボールを一度床に寝かせてから改めて積み直して縛るという手間が省けます。立ったまま楽な姿勢で結束作業ができるため、古紙回収前の準備を効率化できる便利な機能と言えます。この機能はダンボールストッカーを使う上での大きなメリットの一つです。

段ボールの開封や結束に使うカッターやハサミ、紐などのツールを、ストッカー本体に収納しておける機能は備わっていません。必要な道具は別途用意し、ストッカーの近くに保管する必要があります。ダンボールをまとめて処理する際に、必要な道具を探す手間が発生する可能性があります。頻繁にダンボール処理を行う方は、ストッカーの近くに道具置き場を設けるなどの工夫をすると良いでしょう。

本製品は「壁際専用」とありますが、これは壁に固定したり、吊り下げたりする壁掛け機能を持つという意味ではなく、奥行きが非常に薄いため、壁際や家具の隙間にぴったりと置いて省スペースに使えるという意味合いです。床に置いて使用するタイプの製品であり、壁に取り付けて使用することは想定されていません。設置場所としては、床置きできる壁際や、家具の横の隙間などが適しています。壁面に収納スペースを確保したい場合は、他の壁掛けタイプの収納製品を検討する必要があります。

本製品は、使用しない時にコンパクトに折りたたんで収納できる機能はありません。組み立てた後は、そのままの形状で保管する必要があります。非常に軽量（380g）ではありますが、ある程度の高さがあるため、シーズンオフや一時的に使用しない期間に場所を取らずにしまっておきたいという場合には不向きです。常時使用する場所を決めて設置しておくのに適しています。収納スペースに限りがある場合は、折りたたみ可能な製品を検討する方が良いでしょう。